岡山で開催された特別セミナー
2026年6月10日(水)と11日(木)、岡山で視覚障がい者を対象としたスキンケアとメイクセミナーが、株式会社ファンケルと岡山県視覚障害者協会の共催で実施されました。これで3年連続の開催となり、多くの参加者が新たな体験を通じて自信を深めています。
スキンケアセミナーの成果
初日のスキンケアセミナーでは、参加者は化粧水や乳液、日焼け止めといった基本的なスキンケア用品の使い方に加え、特別なケアとしてのシートマスクの実演も行いました。中には、初めてシートマスクを使用した男性参加者もおり、使用後の肌の感触に驚きの声を上げていました。_
「普段は日焼け止めを使ってますが、成分まで気にしたことがなかった」と話す40代の男性参加者は、これからは紫外線散乱剤の日焼け止めを選ぶことを心がけると意気込む様子でした。日常的なスキンケアの重要性と意識向上の機会となったようです。
自分でできるメイクの魅力
2日目のメイクセミナーでは、スキンケアで整えた肌をベースに、触覚を頼りにしたメイク方法を学びました。チークやリップはブラシを使わずに指で仕上げる方法を実践。80代の参加者は「前回のメイクセミナーから2年ぶりでしたが、基礎からしっかりケアすることで肌がふっくらし、自信を持てました」と振り返りました。
そんな中、初参加の方からも感動的な声が聞かれます。「参加を決めたのは前回参加した方に勧められたから。自己流のメイクしかしてこなかったけれど、肌がうるおうのを感じました。これからは指でチークを塗って自分でもやってみます」との前向きな感想も寄せられていました。
参加者同士の温かな絆
また、セミナー中には、視覚に障害のある参加者同士が互いの顔に近づき、「あなた、素敵だね」と声をかけ合う微笑ましい瞬間もありました。参加者たちの表情には笑顔が溢れ、安心感とともに新たなつながりが生まれていました。
結び
ファンケルと岡山県視覚障害者協会の共同主催によるこのスキンケア・メイクセミナーは、視覚障がい者が自分自身をより魅力的に表現するための大切な場となり、参加者それぞれの自信へとつながる素晴らしい機会となりました。再来年の開催も期待しつつ、これからも多くの人々が己自身の美しさを再発見できるよう願います。