ロボット支援手術の成果
2025-11-06 00:59:25

岡山大学が示した高齢者のためのロボット支援膵切除術の安全性と有効性について

岡山大学病院が発表した高齢者向けロボット手術の成果



岡山大学病院の肝・胆・膵・外科は、2020年から保険適用のもとでロボット支援膵切除術を導入し、今では国内有数の施設に成長しました。特に高齢者に焦点を当てた最近の研究では、藤田医科大学との協力のもと、80歳以上の高齢患者においても安全かつ効果的な手術が行えることが示されました。

共同研究の背景



高齢化が進行し、肝胆膵外科分野でも高齢患者数が増加しています。大学病院では、手術による身体への負担が大きい膵臓の手術に関して、特に高齢者への対応が求められています。手術の前後における入院期間や合併症のリスクを懸念しつつも、今回の研究では高齢者にも配慮した治療の可能性を広げる重要な成果を得ました。

研究の概要


2020年から2024年までの間に、岡山大学病院と藤田医科大学病院で実施されたロボット支援膵切除術を受けた380人の患者のデータを基に、高齢者(80歳以上)59人に対する分析が行われました。非高齢者と比較して術後の入院期間は長かったものの、合併症の発生率は同じだったのです。これは、ロボット支援手術が高齢患者にも適している証といえるでしょう。

手術の安全性と有効性



高齢者に対するロボット支援膵切除術は、低侵襲手術であるため患者に与える負担が少なく、回復も早いという利点が期待されています。高木弘誠講師は、「手術による侵襲が大きいことから、高齢者への適応は慎重に判断する必要がありますが、安全性と有効性が示せたことは大きな成果です」と述べています。

研究成果の公表


本研究の成果は、2025年9月17日に欧州のがん関連研究の学術誌「Cancers」に掲載されました。この研究により、今後さらに多くの高齢者が受けられるロボット手術の実践が進むことが期待されています。

岡山大学病院は、地域医療にも貢献するため、ロボット手術を通じた高齢者へのサービス向上を目指しています。


まとめと今後の展望


高齢者に対するロボット支援膵切除術の研究が進む中で、手術の安全性と適応がより広がることで、地域医療の質も向上することでしょう。新たな手術の技術が日本全国で普及し、全ての世代にとって安心できる医療の実現が期待されます。岡山大学の今後の活動にも注目が集まります。


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