岡山大学の医工系コース
2026-02-01 21:49:27

岡山大学が医工系コースで生物系透過型電子顕微鏡の基礎を学ぶ新たな試みを実施

岡山大学の新たな取り組み



国立大学法人岡山大学(岡山市北区)の技術統括監理本部の総合技術部は、医工系の専門人材を育成するための新たなカリキュラムを実施しました。2026年1月9日に、「生物系透過型電子顕微鏡(基礎)」というタイトルで行われたこの講座は、対面およびオンライン形式のハイブリッド講義で構成され、岡山大学の鹿田キャンパス内に設置された医学部共同実験室で開催されました。

講義内容と参加者



本カリキュラムには、学内受講生2名と、オンラインで参加した学外受講生1名、さらには聴講生3名が参加しました。講師には、協力企業である株式会社日立ハイテクから和久井亜希子技師が招聘され、透過型電子顕微鏡(TEM)の原理や構造についての講義が行われました。午前中はTEMの基本的な原理、コントラストや非点収差、さまざまなレンズ構造について説明があり、豊富な知識を受けることができました。

実技実習の様子



午後のセッションでは、実技実習が展開されました。受講生は実際にHITACHI H-7650透過型電子顕微鏡を操作し、軸調整や絞りの選択などを行いました。受講生たちは、試料のセッティングやフォーカス調整を実際に体験しました。実習中は様々な試料の観察も行われ、受講生から活発な質問が寄せられ、技術職員同士での意見交換も盛んに行われました。

受講生の声



このプログラムを受けた総合技術部の井澗美希技術専門職員は、「細胞内の小器官がどのように見えるかを学べる貴重な機会で、指導者からのしっかりとしたサポートに感謝しています」と話しました。また、藤井匡寛技術専門職員は「TEMのトレーニングを通じてさらなる理解が深まり、貴重な経験を得られました」とコメント。

群馬大学から来た萩原技術専門職員は、「研究支援に必要な専門知識と技能を学べたことは大きな収穫です。今後はこの経験を活かし、技術職員としての資質を高めていきたい」と意気込みを語りました。

技術者の育成に向けた期待



岡山大学総合技術部の佐藤法仁副理事は、今回の研修の意義について、「高まる技術の進展に対応するためには、機器の効果的な活用と、メーカーとの連携が不可欠です」と強調しました。研究開発の進展を促進するためには、技術職員が専門知識を深め、能動的に学ぶ姿勢が求められます。

岡山大学は、今後も地域中核としての機能を担い、特色ある研究大学として技術職員のスキルアップを推進していく方針です。今回のような最新の技術を学ぶ場を提供することで、研究力の強化にもつなげていきたいとしています。地域や国際社会における研究大学の在り方に期待が寄せられる中、岡山大学の挑戦は続いています。

最後に



岡山大学は、地域社会との連携を通じて持続可能な発展を目指すと同時に、教育、研究、臨床活動を一体化した取り組みを進めています。今後も「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の下、227名の技術職員が協力し、地域と共生するための研究を推進していきます。岡山大学から技術職員の育成の成果を見守り、未来の研究者を支援していくことに期待が寄せられています。


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