岡山大学の新プロジェクト
2026-06-07 17:19:15

岡山大学が挑む!ヘリウムガス回収プロジェクトの新たなステップ

岡山大学が挑む!ヘリウムガス回収プロジェクトの新たなステップ



国立大学法人岡山大学が新たな研究関連事業を開始しました。2026年6月、学内にガス回収ラインが設置されていないMRI装置でのヘリウムガス回収を開始し、地域中核としての役割を果たすべく、「中四国・播磨ヘリウムリサイクル事業ネットワーク」(通称:中四国・播磨HeReNet)の一環として作業を進めています。この努力は地域の研究機関と連携し、持続可能な資源活用を目指すものです。

背景と目的



今回のプロジェクトは、岡山大学が地域の研究大学として選ばれたことによる施策として位置付けられています。特に注目されるのは、MRI装置から発生するヘリウムガスの回収に関する初の試みであり、環境保護だけでなく、経済安全保障の観点からも重要です。現在、日本ではヘリウムは100%を外国に依存しているため、国内での回収と再利用は非常に意義深い取り組みです。

回収作業の流れ



このプロジェクトには、岡山大学の上田真史教授を始めとする研究チームが参加しており、回収用の圧縮機及びガスバッグを用いて回収を行います。初日には、MRI装置とガスバッグを接続し、約24時間かけてヘリウムガスを貯める作業が行われました。

次の日には、回収用圧縮機のテスト運転を行い、ついにヘリウムガスの実際の回収が開始されました。この取り組みは、フェーズ1からフェーズ3までの段階的進行が計画されており、今後はより多くのヘリウムガスの収集と供給を目指します。

研究への影響



上田教授は、これらの取り組みが地域の研究活動を支えるために必須であり、液体ヘリウムの安定供給が研究機関への影響を大きく及ぼすと述べています。また、将来的には地域内の大学や企業とも協力し、ヘリウムを用いた研究をさらに発展させる予定です。

岡山大学では、地域の研究者を育成しながらヘリウムの価格安定に向けた教育プログラム「HeliSET」の開発も行っています。これにより、持続可能な研究環境を整え、地域イノベーションを促進させることが期待されています。

今後の展望



今後は、「中四国・播磨HeReNet」と「HeliGet」の活動を通じて、研究機関におけるヘリウムの活用がさらに広がるでしょう。この連携の一環として、多くの研究機関がヘリウムを共有し、研究の裾野を広げていきます。大学の開かれた運営により、地域の経済や社会に貢献する取り組みが続けられることが期待されています。

最後に、このような革新的な研究活動は地域の未来を切り拓く重要な役割を果たすものであり、岡山大学の挑戦にご期待ください。


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