岡山の木材価値
2026-01-30 14:07:29

岡山の木材利用が進む!新社屋が環境に優しい理由

環境に優しい岡山の新たなモデルケース



岡山県産の木材が注目を集めている中、セリオ株式会社は新社屋の建設にとり組み、環境貢献の一端を担います。新社屋は2025年6月に完成予定で、岡山市中区原尾島に位置しています。徳島県の島田治男建築設計事務所が設計を手掛け、岡山の株式会社荒木組が施工を担当。この新しい社屋はLCA(ライフサイクルアセスメント)の手法を用いて環境への影響を評価しました。

事業の概要



新社屋は、木造でCLT(直交集成板)を使った構造を採用。延床面積は1,830.31㎡あり、その中でLCAが対象としているのは本館部分の1,423.15㎡です。この社屋は、自然素材を積極的に使用し、省エネルギー設計にも配慮されています。

この取り組みの成果として、GHG(温室効果ガス)排出量は74.5kg-CO2e/㎡年であり、比較対象のオフィスビルが約125kg-CO2e/㎡年であるのに対し、約40%の削減が実現されました。このような数字は、新しい建材として注目されている岡山県産の認証木材の積極的な利用によるものです。

温室効果ガス削減への取り組み



本社屋のLCA結果は、岡山の森林資源がどれほど地域に貢献できるかを証明しています。セリオ株式会社の代表取締役社長である本郷旬氏は「木を使うことで森林再生を助けるモデルケースとなれば嬉しい」と語っています。このプロジェクトは地域の森林資源を有効活用し、持続可能な社会を目指す重要な一歩といえるでしょう。

地域課題への対策



近年、岡山県では再造林率が低迷しており、その問題をどう解決するかが大きな課題とされています。しかし、この新社屋の建設は、地域の木材産業を活性化し、持続可能な森林管理を促進するモデルを提示しています。CLT材の使用は、木材本来の特性を活かしながらも、耐久性が高く長寿命であることから、環境に優しい建築物として期待されています。

また、LCAの計算には、J-CAT最新技術が用いられています。このツールは、国土交通省が支援し、産官学連携で開発されたものであり、CO2排出量を定量的に評価することが可能です。これにより、新社屋が取り組む環境への配慮が具体的な数値として示されています。

未来に向けて



新しい社屋が完成する2025年、それは単なる建物の完成を意味するだけでなく、地域の持続可能な発展に向けた重要な挑戦でもあります。この分野での先駆者となるセリオ株式会社の取り組みは、他の企業や地域にとっても大きな影響を与えることでしょう。

再利用と循環型の社会を実現するために、このプロジェクトはその先駆けとなるはずです。岡山から新たな環境貢献モデルが生まれることを期待しています。


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