会計事務所・監査法人のリモート勤務実態調査
最近、株式会社レックスアドバイザーズによる会計業界におけるリモート勤務に関する実態調査が実施され、その結果が注目を集めています。この調査は全国の会計事務所や監査法人で働く専門家740名(会計事務所)と269名(監査法人)を対象に行われました。調査の結果、リモート勤務のルールには大きな違いが見られ、従業員の意識にも影響が出ているようです。
リモート勤務の現状
調査によると、会計事務所の約20%ではリモート勤務が原則として不可とされており、逆に約50%は週に3回以上のリモート勤務が可能としています。また、最近リモート勤務の頻度を増やしたと回答した事務所は60%に上り、一方で30%の事務所は減少したと回答しています。
監査法人においては、13%の勤務者がリモート勤務不可とされており、約47%が週に3回以上のリモート勤務が可能との結果が出ています。こちらも直近の調査では、53%の勤務者がリモート勤務が可能な頻度を増加させていることが分かりました。
出社回帰に対する反応
出社回帰の流れに対しては、会計事務所の勤務者の多くがネガティブな反応を示しています。具体的には、出社頻度が増加することについて転職を検討していると答えたのは、管理職で54%、スタッフ職で45%に達しています。全体で85%が出社回帰をネガティブに感じているとのデータもあり、出社が強化される場合には転職を考慮する人が多いことがわかります。
一方、監査法人でも類似の傾向が見受けられ、管理職の89%が出社回帰をネガティブと感じており、それが転職への影響を及ぼす可能性が高いことが示されています。特に管理職の51%が出社頻度の上昇に対して転職を考えているというのは驚きの値です。
結論
今回の調査結果から、会計業界におけるリモート勤務の実態は、機関や職種によって異なることが明らかになりました。リモート勤務が許可されている場合でもその頻度や範囲は様々で、出社回帰がもたらす心理的影響も大きいという現実が浮き彫りになりました。特に、多くの専門家が出社回帰に対して不安を抱いている様子が見受けられるため、これからの会計業界がどのように変化していくのか、引き続き注視が必要です。
本調査の詳細は、株式会社レックスアドバイザーズの公式サイトで公開されています。リモート勤務の将来について、多くの人々が気を注いでいる中、今後どのような選択肢が求められるのか、興味深い展開が期待されます。