CLTパネル新事務所
2026-06-11 14:23:22

群馬県高崎市に完成したCLTパネル工法の新事務所

群馬県高崎市に完成したCLTパネル工法の新事務所



群馬県高崎市に、ライフデザイン・カバヤ株式会社の運営する『日本CLT技術研究所』の加盟企業、瑞穂建設株式会社によって新たな事務所が完成しました。この施設は、株式会社コーワパートナーズが新たに構えたオフィスで、建物の中心にはCLT(Cross Laminated Timber)パネル工法である「LC-core構法」が採用されています。

LC-core構法とは


LC-core構法は、その名の通り「軽量・高強度」を特徴とし、高い耐震性を保ちつつ、通常のCLTパネル工法と比べて使用するパネルの枚数を減らすことができる工法です。これにより、間取りの自由度が増し、デザインの自由度も向上します。

大空間の実現


本事務所では、柱がない大空間を実現。1階には大会議室、2階には複数の事務室が配置されています。その内部は、CLTパネルが現し仕上げとして多く用いられており、自然光が差し込む明るい空間が広がっています。特に、CLTを使用した梁や壁は、地域の杉材とヒノキ材を多用し、有機的なぬくもりを感じさせるデザインが評価されています。

内観

地域貢献と持続可能性


この建物は、群馬県産材を活用しているため地域経済に貢献することはもちろん、環境にも配慮した持続可能な建築物となっています。また、内装には木の質感が活かされ、利用者に心地よい居心地を提供しています。特に、共用部分や応接室などの目に留まりやすい場所にCLT壁パネルを使用し、木質化を進めている点がポイントです。

構造見学会の開催


建物完成にあたり、2026年に行われた構造見学会には、約60名の業界関係者が参加しました。大手ゼネコンや設計事務所、金融機関、研究機関からメディア関係者まで、多岐にわたる参加者がCLT技術への理解を深めました。完成見学会も同様に54名の専門家が集まり、この新しい試みに触れる機会となりました。

事務所新築に至った経緯


株式会社コーワパートナーズは、瑞穂建設が2025年に竣工した本社新社屋の構造見学会をきっかけに、LC-core構法の採用に至りました。CLT建築への興味を持った彼らは、この新しい事務所建設に踏み切ったのです。

物件概要


  • - 工事名称: 株式会社コーワパートナーズ様事務所棟新築工事
  • - 工事場所: 群馬県高崎市緑町一丁目8-9
  • - 用途: 事務所
  • - 構造: 木造2階建て
  • - 工法: CLTパネル工法(LC-core構法)
  • - 敷地面積: 510.27m²
  • - 建築面積: 350.75m²
  • - 延床面積: 674.40m²
  • - CLT使用量: 135.73m³
  • - 樹種: 国内産スギ・ヒノキ

このエコフレンドリーでスタイリッシュな新オフィスは、地域社会に新たな価値を提供することが期待されています。興味のある方はぜひ、見学会やイベント情報もチェックしてみてください!


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