地域のファンを育てる！ふるさと納税の新たな可能性とは

2026年1月29日、オンラインセミナー「関係人口戦略セミナー#2」が開催されます。このセミナーは、ふるさと納税を単なる寄付の手段としてではなく、地域のファンや担い手を育てるための戦略として活用することをテーマにしています。具体的には、寄付者を地域と深く結びつけるための実践アイデアが共有され、地域振興の新たな道が探られます。

主催は株式会社フューチャーリンクネットワーク（FLN）。本社は千葉県船橋市に位置し、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の運営を行っています。FLNの関係人口創出部長である佐宗勇志氏が主な講演を担当し、ゲストとして岡山県新見市の横張泰久氏も登壇します。新見市は独自の「新見市ふるさと市民」制度を設け、ふるさと納税を通じた地域との関係構築に注力しています。

セミナーの目的

このセミナーの目的は、ふるさと納税を「関係人口づくりの入口」として活用するための考え方を整理し、自治体や支援事業者が今後の施策に役立つ具体的なヒントを持ち帰ることです。参加者には、移住促進や関係人口対策に課題を感じている自治体の職員や、ふるさと納税を活用した地域振興を考えている方々が多く集まります。

内容とプログラム

セミナーは15:30から始まり、開会の挨拶の後、横張様と佐宗さんによるトークセッションが行われます。彼らの経験や知見を基に、寄付者をどう関係人口として捉えるか、また、岡山県新見市の具体的な事例が紹介される予定です。

新見市では、ふるさと納税の寄付者と地域との持続的な関係を築くために、VTuberを活用したユニークな施策「まちスパチャプロジェクト」にも取り組んでいます。こうした新しい試みを通じて、地域住民との接点を増やし、寄付者をファンへと変えていくことが期待されています。/

参加方法

参加は無料で、定員は先着100名。ただし、申込者限定のアーカイブ動画も後日配信されるため、リアルタイムでの参加が難しい方も安心して申し込むことができます。

参加者は、ふるさと納税を利用して地域振興を図るための具体的なアイデアを持ち帰り、今後の活動に生かすことができる非常に貴重な機会です。地域の担い手不足が深刻化する中、こうしたセミナーを通じて、地域のファンを育む方法を学び、実践することが求められています。セミナーの詳細や申し込みは、FLNの公式サイトから行うことができます。

地域への寄付が地域そのものとの繋がりを持つきっかけとなるようなアイデアが生まれ、地域活性化に向けた新たな一歩となることを期待しています。