妊婦さんのための包括的支援ネットワークが始動！岡山で展示会開催

第77回日本産科婦人科学会とは

2025年5月23日から25日まで、岡山コンベンションセンターを舞台に「第77回日本産科婦人科学会学術講演会」が開催されます。この学会は、産科や婦人科に関わる最新の医学情報を発表し、医療従事者の学びの場として重要な役割を果たしています。毎年、多数の研究者や医療の専門家が集まり、新しい知見や技術についての議論が行われる機会となっています。

妊婦さんのための支援ネットワーク構築

今回の学会において特筆すべきは、妊娠・出産・産後の女性を支えるための包括的な支援ネットワークを目指す合同出展です。医療用品メーカーのダイヤ工業株式会社をはじめ、9つの企業が参加し、それぞれの専門性を活かした製品やサービスを提供します。この出展の目標は、妊娠・出産・産後における様々な課題に対して、各分野の専門家が協力し、シームレスな支援を提供することです。

各企業の取り組み

当日の合同出展では、以下のような製品やサービスが紹介されます。

- そなえ株式会社 では、母子健康手帳のデジタル化を実現する「スマート子育てサポートアプリウィラバ」を展示。子育ての心強いサポーターとなります。
- ブルーダルジャン・ジャポン では、無農薬栽培のラベンダーを使用したアロマ製品を販売。妊娠中のストレス緩和に効果が期待されます。
- 富士通株式会社の展示では、胎児エコー機器が紹介され、妊娠中の早期疾患発見に寄与することが示されます。
- 株式会社MAYA SYSTEMは、電子黒板「MAXHUB」を展示し、医療現場での情報共有をサポートします。
- バーズ・ビュー株式会社と株式会社スーパーワンによる共同で、緊急搬送時の情報連携支援システム「iPicss」を紹介。
- 株式会社さえらのブースでは、レースを活用したベビーグッズが販売され、特に退院時の贈り物としての利用が期待されています。
- 一般社団法人POSTURE WALKING協会は、産後の体型悩みを解消するための歩行メソッドを紹介し、腰痛改善の実証研究も報告されています。
- ダイヤ工業株式会社は、妊婦向けの骨盤ベルト「ママサポ骨盤ベルト」を展示し、産前産後の腰の悩み予防にもフォーカスを当てます。

さまざまなライフステージへの支援

この合同出展は、妊娠・出産・産後といったライフステージに応じて、それぞれの課題に対処するためのものです。妊婦さんが安心して新たな命を迎え、健康的な子育てができるよう、各企業がどのようなサポートを行うのか、ぜひ会場で直接確かめてみてください。専門家の知見が集まることで、妊婦さんにとって有意義な情報が得られることでしょう。