MUFGとの連携で実現した新しいカスタムアパレルサービスの全貌
カスタムアパレルを提供する株式会社paintory(本社:岡山県津山市)は、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)との新たな提携を発表しました。この提携により、paintoryは法人向けにオリジナルアパレル制作の支援や社員専用のECサイトを開設し、個別配送及びカスタマーサポートまで包括的なサービスを提供します。
paintoryのビジョンとサービス概要
paintoryは、自社のミッションに基づき、個々人の好みや価値観に応じたカスタムアパレルを制作することを目指しています。2017年から展開しているオンラインプラットフォーム「paintory.com」では、誰でも1着からファッションブランドの品質のカスタムアパレルを制作できるサービスを提供しています。この度のMUFGとの連携により、法人向けでの新たなプロジェクトがスタートしました。
2024年4月からは、企業用のカスタムアパレルに加え、ブランド企画や商品企画の支援、さらにフルフィルメントやカスタマーサポートを一括して提供していくことになりました。このサービスでは、数万種類に及ぶボディ設定や、細かなデザインカスタマイズが可能で、さらに外部ECサイトとのAPI連携も実施するため、スムーズな機能連結が期待できます。これにより、大量生産や消費の難点を克服し、必要な分だけを必要な時に生産するという持続可能なビジネスモデルを実現します。
MUFGの取り組みと新たなECサイトの設立
MUFGは、インナーブランディングや社員エンゲージメント向上の取り組みとして、協賛スポーツリーグの試合観戦を企画し、これまでもMUFGのロゴ入り応援グッズを販売していました。今年は、社員が直接paintoryのECサイトでオリジナルアパレルを購入できるようになったことで、利便性が飛躍的に向上しました。無駄のない在庫管理が可能なため、多彩なアイテムとデザインを取り揃え、社員の多様なニーズに応える形が整っています。
この新しいECサイトでは、MUFGのブランドを最大限に表現したデザインで、社員にとって日常的に使えるアイテムが揃っています。オリジナルアパレルのラインナップには、定番のロゴ入りアイテムから、協賛スポーツリーグ限定デザインまで、全26種類が展開されています。また、親子で楽しめるよう、キッズサイズやベビーアイテムも取り揃えており、ファミリー向けにも配慮しています。
スムーズなサポート体制
アイテム注文後は、情報が即時に連携され、制作から配送までの過程がシームレスに進行します。これによりMUFGの事務局への負担を軽減し、カスタマーサポートもpaintoryが一手に担うため、顧客満足度の向上が見込まれます。
今後の展望
paintoryは、今後も利便性の高い高付加価値のD2Cカスタムアパレルの普及を目指し、法人向けサービスの機能強化に努めていきます。MUFGとの連携は、その第一歩として、多くの企業への展開が期待されます。これからの進化に注目が集まることでしょう。
この取り組みを契機に、岡山発のスタートアップが全国にどう広がっていくのか、楽しみです。