パワーエックスと伊藤忠商事の新しい蓄電システムパッケージが登場

蓄電システムの新たな時代が到来

岡山県玉野市に本社を構える株式会社パワーエックスが、伊藤忠商事との協業により、新たな蓄電システムパッケージ『PowerX × Bluestorage』の提供を開始しました。本プロジェクトは、両社の技術と販売ネットワークを融合させ、急速に変化する市場ニーズに対応するもので、持続可能なエネルギー社会の実現に寄与することを目指しています。

コ・ブランド蓄電システムの特徴

本パッケージは、パワーエックスの高性能蓄電システム『Mega Power』シリーズに、ドイツSMA社の技術を借りたパワーコンディショナー（PCS）を組み合わせています。具体的には、20フィートコンテナの『Mega Power 2700A』は公称容量2,742 kWh、10フィートコンテナの『Mega Power 2500』は公称容量2,507 kWhを提供し、2026年に出荷開始予定です。これにより、太陽光発電所や系統蓄電所に最適な選択肢が実現しました。

ビジネス拡大の意図

パワーエックスは、これまでに国内の蓄電システム市場で高い実績を積んできました。その経験を生かし、伊藤忠商事との協力によって、顧客の多様な要求に応えるための商品ラインアップをさらに充実させていく方針です。すでに、佐賀県唐津市の太陽光発電所に加え、関東・中部・九州地域の4拠点でこのシステムの採用が決定しています。