岡大生が部門賞獲得
2025-12-21 23:03:47

岡山大学の学生が「岡山イノベーションコンテスト2025」で部門賞受賞!

岡山大学の学生が「岡山イノベーションコンテスト2025」で栄光を手に



2025年11月29日、倉敷市民会館で開催された「岡山イノベーションコンテスト2025」では、岡山大学の学生と教員の熱意あふれるプレゼンテーションが繰り広げられました。今年も多くの応募があり、最終審査に選ばれた15人のファイナリストたちが、独自のビジネスプランを競い合いました。

このコンテストは、中国銀行や山陽新聞社、サンマルク財団などが後援する地域の最大規模のビジネスコンテストで、地域の起業家育成および新産業の創出を目的としています。5年目を迎える今年も、岡山・備後地域から数多くの参加者が集まり、厳しい選考を通過した精鋭たちがその席に立ったのです。

岡山大学からは、大学院環境生命自然科学研究科の村瀬遊大さんが大学・専門学校生部門で部門賞を受賞しました。彼のプレゼンテーションテーマは「酵母で“死ぬほど”作らせるタンパク質大量生産革命」。これは、酵母を利用して高価なタンパク質を安価にかつ大量に生産する革新的な技術を提案するものです。

村瀬さんの技術「gTOW法」は、生産効率を飛躍的に向上させ、将来的には培養肉が日常的に食卓に並ぶ未来を切り開こうとするものです。彼は、地域中核大学である岡山大学が整備した「おかやまテックガレージ」の第1期生でもあり、この環境が彼の挑戦を支えたことを強調しました。村瀬さんは、受賞の際には「テックガレージで得た経験が、今回の受賞につながりました。次はこのプランを形にして、事業化に向けたさらなる実践に挑戦しましょう」と意気込みを表明しました。

一般の部門では、内山淳平研究教授が「抗菌酵素で切り拓く、動物薬の創薬支援」をテーマに新しいアプローチを提案し、また工学部の伏谷健太郎さんは、「製造業×ロボット×岡山で『未来の工場』を実現する」とのビジョンを披露しました。彼は製造業の搬送工程に特化したロボットを用いて、岡山の製造業を革新するアイデアを発表しました。

岡山大学の部門賞受賞は、学生たちの挑戦が認められた素晴らしい成果を意味します。本学は今後も研究者や学生の活動を支援し、地域に根ざした次世代の起業家育成に取り組む所存です。地域におけるイノベーションと共に成長する岡山大学の活動に今後も目が離せません。私たちもこの取り組みの進展に期待を寄せ続けたいと思います。


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