ジョエル・ロブション初監修ANA国際線ファーストクラス機内食の魅力

ANA国際線ファーストクラスで楽しむ特別なフランス料理

2025年9月から11月にかけて、ANAの国際線ファーストクラスにおいて、フレンチの巨匠・ジョエル・ロブションのエグゼクティブシェフ、関谷健一朗氏が監修した機内食が楽しめることが決定しました。関谷シェフが手掛けるこの特別なメニューは、航空旅行の中でも特別なひとときを提供することを目的としています。

関谷健一朗シェフの経歴

関谷健一朗氏は、1979年に千葉県で生まれ、専門学校を卒業後、いくつかのホテルでの経験を経て、2002年にフランスに渡りました。彼は2006年にパリの「ラトリエドゥジョエル・ロブション」で勤務を開始し、26歳でロブション氏の推挙によりスーシェフに抜擢されました。その後、2010年には東京・六本木の店舗のシェフに就任し、しっかりとしたキャリアを築き上げました。

最近では、2023年に日本人として初のフランス国家最優秀職人章を受章するなど、彼の卓越した腕前は国内外で高く評価されています。

与えられる特別な体験

ANA国際線のファーストクラス洋食コースとして提供されるこのメニューは、関谷シェフのこだわりを反映したものとなっています。特に、彼が考案した料理には、食材への深い理解があり、味わいはもちろん、見た目にも美しい仕上がりが期待されています。

監修メニューの一例

料理の一部として以下のような品々が提供される予定です：

- 半熟卵とスモークサーモンのゼリー寄せにキャビアを添えて
- 丹波黒どりの胸肉とフォアグラのプレッセ、ポワローヴィネグレット
- ボタン海老のタルタルと焼き茄子のデュオ
- しっとり蒸し上げた金目鯛をヴァンジョーヌのオマルディーヌソースで
- 和牛フィレ肉のソテーにジャガイモと茸のガトー仕立て

これらの料理は、クイックな一口料理からじっくり楽しむコース料理まで、多様なスタイルで提供される予定です。

「THE CONNOISSEURS」に参加

関谷氏は2024年12月よりANAの「THE CONNOISSEURS」メンバーに加わり、機内でのダイニング体験の更なる向上に寄与することになります。このメンバーは、国内外の著名なシェフやお酒の専門家で構成されており、ANA国際線での食と飲み物をプロデュースしています。

旅行と美食の融合

関谷シェフは、「空の旅だからこそ特別感を感じていただける非日常の体験をお届けしたい」とコメント。機内で本格的なフランス料理を楽しんでもらうために心を込めて監修したとのことです。この機会を通じて、食は旅の思い出に残る重要な要素であることを再認識させられます。

提供期間は2025年9月1日から11月30日まで。対象となる路線は、ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ、ロンドン、ホノルルなど、日本発の欧米着路線です。この特別な機内食は、旅行の特別な瞬間を彩る要素として、忘れがたい体験を提供してくれることでしょう。

フレンチレストラン「ジョエル・ロブション」について

関谷シェフが率いる「ジョエル・ロブション」は、東京・六本木に初めてのカウンタースタイルのフレンチレストランとして誕生しました。その後も、恵比寿ガーデンや全国各地に展開し、「皿の上の芸術」と称される料理の数々を提供し続けています。公式サイトでは、レストランの詳細やメニュー情報も確認できるので、ぜひ訪れてみる価値があります。

フランス料理の新たな形を体験しながら、旅の中で特別な思い出を作りませんか？