岡山大学とUNCTADの5周年
2025-12-20 22:15:22

岡山大学とUNCTADが共催した5周年記念レセプションの成果と展望

岡山大学とUNCTADが共同で迎えた5周年記念



2025年11月17日、岡山大学は国連貿易開発会議(UNCTAD)と共に「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース」の5周年記念レセプションを国連欧州本部で開催しました。このプログラムは、途上国の女性研究者を支援する取り組みとして、2020年にスタート。これまでにアフリカと東南アジアから多くの優秀な若手女性研究者を迎え、多大な成果を上げてきました。

レセプションの概要


レセプションは、国連のハイレベル会合「開発のための科学技術委員会」の開催期間に合わせたもので、多くの国連機関や各国政府、学術機関などの関係者が参加しました。挨拶には、UNCTADのPedro Manuel Moreno事務局次長やエクアドルの駐ジュネーブ常駐代表José Valencia氏、CSTD議長代行のMuhammadou M.O. Kah大使などが登壇しました。また、岡山大学からは横井篤文副学長が開会の挨拶を行い、女性のエンパワーメントの重要性について語りました。

プログラムの拡大と国際的なネットワーク


本プログラムは開始以来、多くの優れた女性研究者を支援してきましたが、今年度から中南米の国々、特にエクアドル、グアテマラ、ペルーから新たに参加者が加わり、計12カ国から32名が集まる国際的なプログラムとして成長しました。この成果を受けて、UNCTADとタイ政府が共同で女性研究者支援事業を立ち上げるなど、国際的な波及効果も生まれています。

次世代女性科学者のための国際ネットワーク


レセプションでは、今後の協力強化の一環として、次世代女性科学者の国際コミュニティ形成を支え合うメンタリングや共同研究の場、知識の共有が行われる国際ネットワークの立ち上げも発表されました。これにより、参加者の研究活動が活性化され、プログラムの継続性と発展が期待されています。

今後の展望


横井副学長は、ジュネーブ滞在中に国際機関日本政府代表部を訪問し、UNCTADとの連携の可能性について貴重な対話を行いました。岡山大学は今後も国際パートナーシップの強化を図り、STI分野における女性リーダーの育成、包摂的で持続可能な社会の実現に向けた活動を進めていきます。地域の中核的存在である岡山大学のさらなる取り組みにご期待ください。

結論


国連貿易開発会議(UNCTAD)との共同プログラム5周年記念レセプションは、岡山大学にとって重要なマイルストーンとなりました。自らの研究活動を通じて女性研究者のエンパワーメントを支援し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた貢献を続ける意義あるステージとなったのです。このプログラムの更なる発展とともに、地域中核の研究大学としての岡山大学に今後も注目が集まることでしょう。


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