米澤柊が選出
2025-03-04 18:35:12

LVMHが岡山で初のアーティストレジデンスを開催|米澤柊が選出

LVMH初のアーティストレジデンスが岡山で開催



LVMH Métiers d’Artが、日本初のアーティストレジデンス「LVMH MÉTIERS D’ART RÉSIDENCE ARTISTIQUE」を岡山で開催することを発表しました。今回、この特別なプログラムに選ばれたのは、アーティストでありアニメーターの米澤柊さんです。彼は、エイベックス・クリエイター・エージェンシーの「MEET YOUR ART」から推薦を受けての選出となりました。

LVMHの日本初の試み



「LVMH MÉTIERS D’ART RÉSIDENCE ARTISTIQUE」は、フランスのLVMHの工芸部門が主催するプログラムで、新たな芸術的才能を発見・育成し、伝統工芸への革新的アプローチを追及しています。このプログラムは2015年から世界各地で実施されており、日本では今回が初めての試みとなります。

舞台は地元のデニムメーカーKUROKI



今回のレジデンスは、岡山の老舗デニムメーカー「KUROKI」を舞台に行われます。KUROKIは創業75周年を迎える歴史ある企業で、デニム生産で世界に名を馳せています。

米澤さんは、今回のレジデンスでの6ヶ月間、デニム職人の世界を深く学びながら、自由に作品を創作する機会を得ることになります。彼の制作した作品は、2025年の下半期に発表される予定です。

米澤柊のコメント



米澤さんは、今回の選出について「KUROKIさんの技術を目にし、多くの人との出会いを通じて新たな発見をしながら制作したい」と述べています。

米澤柊のアートスタイル



1999年生まれの米澤柊さんは、アーティストおよびアニメーターとしてデジタルアートを含む多様な表現方法に挑んでいます。彼の作品には、アニメキャラクターが持つ幽玄な肉体や、存在する空間の感情を探求する要素が強く表れています。特に「Obake’s Screenshots」シリーズでは、生と死、存在の循環といった根本的なテーマを扱っています。

これにより、現代の複雑な社会において人々に慰めを届けようと努めています。

主な作品には、PARCO museum tokyoでの個展「ハッピーバース」、2022年の「劇場版:オバケのB'」、さらに「Anima in the fog」と名付けられた企画展示も控えています。

KUROKIの歴史と役割



KUROKIは、1950年に岡山県井原市で設立され、1960年代からデニム製造を開始し、国内外での高い評価を獲得しています。彼らは伝統技術を重んじつつ、持続可能な製造プロセスを実践しており、地域環境と共生した高品質のデニムを生産しています。

MEET YOUR ARTの取り組み



「MEET YOUR ART」は、若手アーティストの活動を広めるためのプロジェクトとして、メディアやアートフェスティバルの運営を行っています。米澤さんとの活動を通じて、多様で新しいアートの形を発信し続けています。

このように、LVMHが日本で初のアーティストレジデンスを開催することは、地域の文化やアートのさらなる発展に大きな影響を与えることでしょう。米澤柊さんによる独自の視点と作品が、今後どのように展開されていくのか、楽しみですね。


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