海と人の未来
2025-08-12 17:47:45

渋谷ヒカリエで開催!海と人の未来を考えるイベントの全貌

渋谷ヒカリエで開催!海と人の未来を考えるイベントの全貌



2025年8月23日(土)から31日(日)までの8日間、東京・渋谷ヒカリエの8階「aiiima」にて、展示イベント「ウミと、ヒトと。-海と暮らす、人の工夫-」が開催されます。このイベントは、全国の漁師たちが実施する持続可能な未来のための取り組みを紹介するものです。入場は無料となっています。

多様な工夫を映し出すインスタレーション


本展示では、海藻が育つ藻場の減少や海水温の上昇、さらには生物の多様性や魚の資源の減少といった、日本沿岸の海におけるさまざまな変化に対し、漁師たちが試みる様々な工夫が紹介されます。映像や音、解説を組み合わせたインスタレーション形式で、多くの人に訴えかけるメッセージとなっているのが特徴です。

食をテーマにした共催イベント


この展示イベントは、クリエイティブスタジオであるP.O.S.T studioとの共催で、多面的な視点から持続可能な未来を探求します。特に、サステナブルなシーフードとは何かを問いかけ、その重要性を一般の人々にも理解してもらうことを目指しています。

トークセッションで現場の声に触れる


初日となる8月23日(土)には、同じく渋谷ヒカリエ内の別会場で、トークセッションも行われます。UMITO Partners代表の村上春二氏と、自然との共生を実践しているKURKKU FIELDSの佐藤剛氏が登壇し、サステナブルシーフードの動向や、漁業者との実際のプロジェクトに関する学びについて語ります。参加は有料ですが、貴重な情報が得られるチャンスです。

展示の見どころ


「サステナブルなシーフードとは何か?」をテーマに、UMITO Partnersが地域の漁業者とともに取り組んできた事例を紹介します。北海道の苫前町や邑久町の例を中心に、漁業が地域の生活をどう支えているかを見つめ直すきっかけでもあります。

  • - 苫前町: ミズダコ資源に配慮した「樽流し漁」
  • - 邑久町: 牡蠣のサステナブル養殖と藻場の再生
  • - 焼尻島: 昆布藻場を守り、ウニの身入りを向上
  • - 広尾町: 「拾い昆布」の利用促進
  • - 広尾町: マイワシ流通のサステナブル化

これらの取り組みは、単に漁業の実践にとどまらず、地域社会の発展や持続可能性の観点からも重要な意味を持っています。

未来の海と人との関係


日本人の食生活に欠かせない海産物は、縄文時代から人々の生活を支えてきました。しかし、海水温の上昇や磯焼けなどの影響で、日本の沿岸域は今、深刻な危機に直面しています。この展示では、漁師たちの日々の工夫を通じて、海の現状を共有し、未来に希望を見いだすことを目指しています。

都市生活者と漁師たちとの距離を縮め、海との関係を再確認することが本展示の目的です。私たちの行動が、持続可能な海の未来につながることを願っています。

企画概要


  • - 展示イベント: 「ウミと、ヒトと。」(入場無料)
会期:2025年8月23日(土)~31日(日)
会場:渋谷ヒカリエ8階「aiiima」

  • - トークセッション:(有料・予約制)
日時:2025年8月23日(土)16:00-17:30
参加費:税込1,000円
登壇者:UMITO Partners 村上春二、KURKKU FIELDS 佐藤剛氏
予約受付は8月12日18:00よりスタートします。

このイベントを通じて、私たちの生活が海とどのように繋がっているのかを深く考える機会になることでしょう。


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