岡山大の新制度
2025-11-10 00:59:27

岡山大学が新たな大学院修学支援制度を導入し、職員の高度化を推進

岡山大学が新たな修学支援制度を実施



国立大学法人岡山大学は、2025年度後期の「大学院修学支援制度」の認定式を2025年10月16日に津島キャンパス本部棟で行いました。この制度は、岡山大学が掲げる「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」としての長期ビジョンを実現するための重要な一歩となります。

新制度の概要


この制度は、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として位置づけられており、職員の技術向上を目指しています。2024年度後期から開始されたこの取り組みでは、従来の技術職員に加えて、事務職員や図書職員も対象に加わり、修士・博士といった学位取得の機会を提供しています。

今回の認定式では、北條優子技術専門職員が修士課程への進学が承認され、認定書が授与されました。これまでにこの制度を受けた職員は、修士3名、博士4名が認定されており、今後ますますの活躍が期待されます。

職員の専門性向上と大学経営


岡山大学は、職員の学位取得を経て、組織改革や大学経営への貢献を目指しています。佐藤法仁副理事は、入学金や授業料の全額支援、学位取得後の優遇措置など、全国的にも珍しい施策について紹介し、「私たち大学は変わらなければいけません」と強調しました。この姿勢は、大学全体の革新を促進するための土台であり、新たな人材の確保と育成が急務です。

さらに、那須保友学長からは、「専門分野のスキルを磨き、マネジメント能力を高めていただきたい」と激励のメッセージが送られました。北條技術専門職員も、自身の成長に感謝し、岡山大学全体の研究力向上に貢献する意気込みを語りました。

地域に根ざしたアプローチ


この新制度は、学位取得者を育てるだけでなく、地域中核大学としての存在意義を再確認するものです。大学の職員がさらに高度な専門性を持つことで、研究や学生支援の質が向上すると期待されています。岡山大学は、職員教育を通じて持続可能な地域の発展にも寄与する目標を掲げており、地域とともに歩む大学としての役割を果たすことが求められています。

今後も、岡山大学の新たな取り組みに注目し、その成果をお楽しみにしてください。


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