医学系技術課研修会
2025-08-27 05:49:04

岡山大学が開催した第86回医学系技術課鹿田研修会の成果と未来

岡山大学第86回医学系技術課鹿田研修会の開催



2025年8月5日、岡山大学の鹿田キャンパスにおいて第86回医学系技術課鹿田研修会が開催されました。このイベントは、ハイブリッド形式で行われ、技術職員間の情報交換や専門知識の共有を目的としています。

研修会の目的とテーマ



今回の研修会は、技術職員の担当業務紹介や出張報告、基礎研究・臨床の最新トピックスを扱い、技術情報の共有を図りました。テーマは「技術職員の担当業務紹介、出張報告」であり、今後の研究支援力を向上させることが主眼です。

参加した技術職員はそれぞれの業務や研究成果を発表し、他の職員との積極的な意見交換も行われました。特に、技術副総監である佐藤法仁副理事が開会のあいさつで、参加者への感謝と共に、個々のアイデンティティを育むことの重要性を強調しました。

発表内容と質疑応答



発表の中では、塚野萌美技術主任が「未経験から技術職員の世界に飛び込んでみた」というテーマで、入職の経緯や業務に対する挑戦を語りました。また、岩佐哲志技術専門職員は自らの業務と担当機器の紹介を行い、池田志織技術専門職員は細胞組織学の分野における業務報告を行いました。木村亮太技術主任は、献体実務担当者研修などの出張報告を行い、実務に即した具体的な事例を交えた内容が印象的でした。

質疑応答では、参加者から多くの質問が寄せられ、透過電子顕微鏡の試料作製や、機械の保守管理に関する具体的な問題について話し合われ、技術職員間の知識の深化が期待される有意義な時間となりました。

研修会の意義と今後の展望



この研修会は、岡山大学の総合技術部が、全学の技術職員の連携を深める重要な場として位置付けられています。このような取り組みを通じて技術職員のスキルを向上させ、地域の医療及び教育活動に貢献することを目指しています。

さらに、岡山大学は東京科学大学が行う高度技術職員養成の取り組み「TCカレッジ」へも参画しており、医工系コースを開講するなど、地域に根ざした教育・研究の強化を進めています。

技術職員はその専門性を生かしながら、今後の研究大学としての挑戦を続けていくことでしょう。

まとめ



岡山大学第86回医学系技術課鹿田研修会は、技術職員による様々な発表を通じて、知識を深め、今後の活動につなげる貴重な機会となりました。このような取り組みは、地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の発展を支える重要な基盤となることでしょう。参加した技術職員とその知識・スキルの向上が、今後の研究の質を高めることに寄与することを期待しています。


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