SDGs賞で感謝
2025-03-04 19:40:45

地域とこどもたちが描く未来への感謝を表現するSDGs賞

サステイナブルな感謝の思いを形にするSDGs賞の受賞者たち



ファミリーマートが毎年開催している「ありがとうの手紙コンテスト」が2024年度で16回目を迎え、特に注目すべきは新設された「SDGs賞」だ。この賞は、こどもたちが自然や環境についての感謝の思いを手紙に綴ることを奨励するために創設された。これにより、多様な感謝の視点が反映された作品が集まり、より明るい未来を目指すこどもたちの姿を垣間見ることができる。

文部科学大臣賞に輝いた作品



2024年度の文部科学大臣賞に輝いたのは、東京都にある国立学園小学校の田中夢乃さんの作品「伝え続けてくれる人へ」だ。この手紙は、戦争体験を語り継ぐ方々への感謝の気持ちと平和への願いが込められたもので、その深い思いは聴く人すべての胸を打つ。田中さんは、広島で被爆者の方の話を聞いたことが大きな影響を与え、多くの人々に核兵器の恐ろしさを知ってもらいたいという強い意志で手紙を書いたという。受賞の知らせを受けた彼女は、感謝の言葉がより多くの人に届くことを願っている。

SDRGs賞が示す新たな視点



2024年度に新設されたSDGs賞では、こどもたちが未来の社会をどう考えているのかがテーマとなっている。感謝の対象が身近な人だけでなく、自然や環境にまで広がっていく中で、「みんなが当たり前に食べているお肉も命や気持ちがある」という視点から手紙を書いた浦野恵奈さんの作品が受賞した。彼女は、SNSで見た牛がどのようにお肉になるのかを知り、その命の尊さに感謝の気持ちを込めてお肉さんに手紙を書いたという。自分の気持ちを通じて、食物への感謝を共有したいという彼女の思いは素晴らしい。

地域とのつながりが生む感謝の輪



また、地域と連携した活動も今回のコンテストの大きな特徴となった。埼玉県の朝霞市立朝霞第六小学校では、近隣のファミリーマートのオーナーたちが表彰式に出席し、子供たちとともに地域全体で喜びを分かち合った。こうした温かい交流が生まれたことは、「ありがとう」という言葉が地域に広がるきっかけにもなっている。

16連続応募の金目小学校



神奈川県の平塚市立金目小学校は、16年連続での応募という素晴らしい実績から学校団体賞を受賞した。この学校では、子供たちに感謝の気持ちを育むための特別授業が行われ、児童の一人が最優秀作品賞を受賞した。校長先生は、子供たちに「ありがとう」を大切にする教育が、温かい人間関係を築く力になると信じている。

まとめ



「ありがとうの手紙コンテスト」は、単に手紙を書くということに留まらず、感謝を伝えることで地域がつながり、未来を思い描く力を育む貴重な機会である。受賞者たちの声を通じて、未来への感謝の心を育む活動にますます注目が集まることだろう。ファミリーマートはこれからも地域に寄り添い、こどもたちの思いを大切にしながら、ありがとうの気持ちを育む活動を継続していくことに期待したい。


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