岡山の量子教育プログラム
2025-08-18 11:07:51

岡山県初の「Quantum Kids Pilot Program」で子どもたちが跳躍する未来を創造する

岡山県初の「Quantum Kids Pilot Program」で子どもたちが跳躍する未来を創造する



岡山県で、日本初、さらには世界初となる小学生・中学生を対象にした量子リテラシープログラム『Quantum Kids Pilot Program』がスタートします。このプログラムは、量子リテラシーと実社会で役立つSTEMスキルに特化した3か月間の特別カリキュラムから構成されています。2025年8月から10月にかけて、12名の児童・生徒がポジティブな未来を創るための知識を習得します。

プログラムの特徴とは?



このプログラムでは、量子コンピュータ「Quokka(クオッカ)」システムを活用し、量子コンピューティングや量子通信といった内容を実践的に学んでいきます。参加者は科学英語の指導も受けられるため、国際的な視野を持ちつつ、物理、数学、情報科学の基礎概念を深く理解する機会を得ることができます。特に重要なのが、世界的権威であるサイモン・デヴィット教授やクリス・フェリー教授からの指導です。これにより、生徒たちは最新の量子技術に対する深い理解を持ち、将来のリーダーとして成長していくことでしょう。

プログラム詳細



プログラムは、岡山県在住の11歳から13歳までの児童・生徒12名を対象に実施され、全9回のコースで構成されています。金曜日のコースは、18:45から20:15に、土曜日は10:30から12:00に各6名受講が可能です。具体的な日程は以下の通りです:
  • - 金曜日コース: 2025年8月8日、8月29日、9月5日、9月12日、9月19日、9月26日、10月3日、10月10日、10月17日
  • - 土曜日コース: 2025年8月9日、8月23日、9月6日、9月13日、9月20日、9月27日、10月4日、10月11日、10月18日

このプログラムは、実践的な量子教育を通じて、今後の社会に必要とされる技術者や研究者を育成するための大きな一歩です。

量子リテラシー教育の重要性



内閣府は、Society5.0の進展の一環として「先端量子技術の社会課題解決への応用推進」を掲げています。2030年までに量子技術の利用者を1000万人、量子技術による生産額を50兆円規模にするという目標が示されています。このような目標を達成するためには、量子教育とリテラシーの拡充が不可欠です。クリス・フェリー教授は「若い世代から始めなければならない」と強調しています。

どうやって参加するのか?



プログラムに参加するための選考はすでに終了していますが、今後のプログラム見学や取材についての問い合わせは、AMAKIラボまでご連絡ください。AMAKIラボは倉敷市に所在し、教育現場でのノウハウを活かしながら、子どもたちにクリエイティブな技術を提供しています。私たちは、彼らが未来を切り開く力を身につける手助けをしていきます。興味のある方はぜひ、以下の連絡先をご利用ください。

  • - AMAKIラボ
担当者:ウィン・カーン
メール:[email protected]
電話:070-8348-1230
ウェブサイト:AMAKIラボ

この先進的なプログラムは、量子技術の未来を担う若者たちに大きな影響を与えることでしょう。岡山から世界へ、量子リテラシー教育の波が広がることを期待しています。


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