岡山大学の国際的挑戦
2025-08-27 05:49:51

岡山大学の研究者がインドで感染症研究の発展を目指す訪問を実施

岡山大学の国際的挑戦



岡山大学腸健康科学研究センターの萩谷英大准教授と今村大輔准教授が、2025年7月10日から11日にかけてインド・コルカタ市の国立細菌感染症研究所を訪れました。今回の訪問は、感染症研究の国際的な展開を促進することを目的として行われました。

インドでの感染症研究の重要性


インドは、コレラをはじめとする多くの感染症の高発生地域であり、これらの病気は医療の現場で深刻な問題を引き起こしています。特に、コレラ菌の薬剤耐性化は重要な研究テーマであるため、岡山大学の研究者たちはこのテーマに焦点を合わせました。

訪問の内容


二人の准教授は、国立細菌感染症研究所で感染症の専門家たちと意見を交わし、コレラの薬剤耐性についての共同研究の基礎づくりを行いました。また、日本ではあまり目にすることのない熱帯感染症に関する知識を深めるための医学研修制度を提案し、現地医療関係者との連携を強化しました。

スラム街や市中薬局の視察


訪問中には、コルカタのスラム街や市中薬局を巡り、薬剤耐性菌が蔓延する環境や背景を実地で視察しました。これにより、岡山大学の研究がどのように地域社会に影響を与えるかをリアルに理解する機会となり、今後の研究方針に活かすことが期待されています。

岡山大学のインドでの活動


さらに、岡山大学は在コルカタ日本国総領事公邸で夕食会を開き、そこで本学の研究活動を紹介しました。これにより、インドにおける岡山大学のプレゼンスを高め、今後の研究協力を進めることができると期待されています。

これからの展望


岡山大学腸健康科学研究センターは、腸とヒトの健康の向上に向けた研究を続けていきます。国際的な共同研究を通じて、世界の医療課題にも貢献できるよう努めていく所存です。これは、地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の役割を強化する意味でも非常に重要な活動です。

今後も、岡山大学の研究者たちがどのように地域や国際社会に貢献していくのか、注目が集まります。次回の成果発表にもご期待ください。


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