岡山大学、研究大学群としての連携強化を目指す
2025年8月29日、国立大学法人岡山大学は新潟大学の日本酒学センターにて、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の意見交換会に参加しました。この会議には、岡山大学を含む新潟大学、北海道大学、東京農工大学の4校が集まりました。
岡山大学からは三村由香里理事(企画・評価・総務担当)、佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)、副学長、上級URA(大学研究事務)の河本雅紀部長、森本由美子課長などが出席し、大学間の連携を深めるための意見交換を行いました。
互いの課題を共有し、共に高みを目指す
会議では、意見交換の対象として研究・イノベーション推進体制や人事制度、地域共創に焦点が当てられました。各大学が直面している課題やJ-PEAKSにおける成功事例も共有され、特に「J-PEAKSを活用した大学経営改革」について岡山大学の取り組みが紹介されました。このプログラムのもと、より良い研究環境を整えるための人事戦略などが議論され、参加者からは大学間での協力に対する高い期待が寄せられました。
意見交換後には、新潟大学の日本酒学センターを訪れ、施設見学も行われました。そこでの交流も活発で、情報の共有が一層深まりました。
地域と共に未来を拓く岡山大学の志
本会の意義について、岡山大学の佐藤法仁副理事は「お互いの情報共有を深め、新たな議論を行うことで、共にできることを広めていく必要がある」と話しました。研究大学は自身だけでなく、大学群全体で変化し続けなければならないとの認識を示し、今後の取り組みへの意欲を表明しました。
また、三村由香里理事も、今回の意見交換が他大学と刺激を受けながら互いに学び合う場となり、今後の意識向上に寄与したことを強調しました。ただ単に岡山大学単独での取り組みではなく、他大学との連携が必要不可欠であるとしています。この意見交換を通じて、相互の信頼関係が一層深まったことが明らかになりました。
未来に向けた新たな一歩を踏み出す
今後も岡山大学はJ-PEAKSを基盤として、研究大学群の形成や社会変革を進めていく計画です。地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の取り組みへの期待が高まる中、さらなる発展に向けて前進していくことでしょう。
このように、4大学の連携によって築かれる新たな未来に注目が集まっています。岡山大学の挑戦をぜひ応援してください。