海を守る若者たち
2025-11-18 07:39:28

海の未来を担う若者たち!LOCAL FISH CAN グランプリ2025 北海道小樽水産高等学校が優勝

LOCAL FISH CAN グランプリ2025 結果発表



全国各地から高校生たちが集まり、地域の海の課題解決に挑む「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」が開催されました。今年のイベントでは、61チームがアイデアを競い合い、11月16日(日)には、二次審査を通過した9つのチームが決勝大会でその成果を発表しました。特に注目されたのは、北海道の小樽水産高等学校が開発したシイラを使用した魚醤「おいしいら」です。見事に最優秀賞(グランプリ)を受賞しました。

この大会は、海の環境問題や地域特有の課題に対する意識を高め、次世代に美しい海を引き継ぐことを目的としています。「日本財団『海と日本PROJECT』」の一環として実施されており、参加者たちは地域の海の現状を学びながら、自身のアイデアを形にしていきます。

決勝大会の概要



決勝大会には、各地の高校から9つのチームが出場しました。出場したチームはそれぞれ自分たちの地域の海の課題と向き合い、独自の製品を開発。その中で北海道小樽水産高校の「おいしいら」は、シイラを使った魚醤という斬新なアイデアが高く評価されました。これまでの過程においても、地元の漁業と連携しながら商品開発を行い、地域に根ざした取り組みをしてきたことが勝因となりました。

決勝大会は東京・中野区の四季の森公園で行われ、多くの観客が集まりました。審査員たちは各チームのプレゼンテーションを見守り、質疑応答を通じて商品の魅力を深く理解していきました。最終的に評価されたのは、単なるアイデアだけでなく、地域社会との関係性や課題解決に対する意識の高さでした。

各賞の受賞結果



優勝の北海道小樽水産高等学校をはじめ、他の受賞校も素晴らしいアイデアを発表しました。以下に受賞校と商品名をご紹介します。

  • - 最優秀賞(グランプリ):北海道小樽水産高等学校 - シイラを使った魚醤「おいしいら」
  • - 優秀賞(準グランプリ):徳島県立小松島西高等学校 - クロダイを使用した「阿波乃黒鯛柚子味噌茶漬け」
  • - ベストストーリー賞:岡山高等学校 - ボラを使った「シマレット~ボラのぼっかけ~」
  • - ベストグルメ賞:穎明館高等学校 - アカエイを使用した「エイージョ」

参加者の体験と学び



出場校の生徒たちは、決勝大会を通じて多くの経験を得ただけでなく、他校との交流や地域内での協力も進められました。学生たちが海の環境問題に関心を持ち、自らの手で解決策を考える姿勢は、未来を見据えた非常に重要な取り組みです。

さらに、決勝大会後には審査員と各チームの交流会も実施され、地域の特有の海の問題について意見の交換が行われました。このような活動を通じて、若い世代が地域とのつながりを強め、次世代のリーダーシップを発揮していくことが期待されています。

海と日本プロジェクトの目指すもの



日本財団が推進している「海と日本PROJECT」は、日本の美しい海を守るため、様々な取り組みを行っています。このプロジェクトを通じて、海の価値やその大切さを次世代に伝えていくことが重要です。高校生たちが商品開発を通して海を守る活動に関与することで、多くの人に海を大切にする意識を広めていくことが求められています。

2025年度も期待されるこの取り組み、次回の開催にも注目が集まります!


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