ティスコが合併
2026-08-05 11:35:20

岡山のシステムズナカシマ、ティスコを吸収合併し事業一体化へ

岡山県岡山市に本社を置く株式会社システムズナカシマは、2026年8月15日付で完全子会社のティスコ株式会社を吸収合併することを発表しました。この合併は、システムズナカシマが存続会社となり、ティスコは消滅会社という形で進められます。合併に伴い、ティスコの持つ事業および権利義務はすべてシステムズナカシマが包括的に引き継ぐことになります。

この大規模な事業統合は、システムズナカシマが持つ営業と技術の体制を強化し、ティスコの改修工事総合支援システム「TRSⅡ」の開発、営業、サポート体制を一元化することが目的です。合併以前から、2026年8月1日より「TRSⅡ」の事業運営がシステムズナカシマに移行されており、このタイミングで両社の組織を一体化させることにより、顧客対応の迅速化を図る方針です。

事業統合の背景


システムズナカシマは2025年6月24日、ティスコの全株式を取得し、同社を完全子会社としていました。この間、ティスコが持つ大規模修繕に関する専門知識と顧客基盤を活かしつつ、「TRSⅡ」の開発・販売・サポート体制をシステムズナカシマの営業・技術体制へ統合する準備が進められてきました。

約1年の準備期間を経て、双方の事業が整備され、今回の合併が決定したことになります。これにより、業務の効率化や生産性の向上を一層支援する体制が整うことが期待されます。

統合後の取り組み


1. 開発・営業・サポートの一元化
「TRSⅡ」の各機能がシステムズナカシマに集約されることで、顧客からの要望を迅速に製品やサービス改善に反映できる体制が整います。自社開発のCADエンジン「ANDES」と、ティスコが培った長年の業務知見を融合させ、実務に即した製品開発を行っていきます。

2. 全国6拠点での体制強化
営業およびサポートは、岡山、東京、大阪、名古屋、仙台、福岡の全国6拠点からの展開に移行します。これにより、既存顧客へのサポートを継続するだけでなく、全国の新規顧客への説明や導入支援も強化されます。

3. 建築修繕分野におけるソリューションの拡充
「TRSⅡ」を中心とした製品群を通じ、建築修繕業務の効率化を支援し、現場の問題を把握して機能やアプリを提供することで、業務全体の生産性向上を目指します。これより、顧客のニーズに応じた柔軟な対応を進め、より満足度の高いサービス提供が実現されることでしょう。

TRSⅡについて


改修工事総合支援システム「TRSⅡ」は、ビルやマンションの改修工事に関わる業務を多角的に支援します。劣化状況の記録から、補修数量の積算、仮設計画図作成まで、実用性の高い三つの主要機能を具備しています:

  • - TRSⅡ下地(補修積算):劣化した状況を図面に入力し、補修図や数量を自動的に算出します。
  • - TRSⅡ拾い(数量積算):PDF図面から必要な情報を拾い出し、視覚的に確認できます。
  • - TRSⅡ足場(仮設計画):各種計画図の作成を支援し、業務の可視化を図ります。

これにより、スタッフの教育や業務の標準化が可能になるほか、エラーミスの削減にもつながります。

まとめ


システムズナカシマのティスコ吸収合併は、建築修繕業務におけるサービスの向上と効率化を図る重要な一歩です。この統合により、顧客へのサービス提供が一層充実し、社会全体にも貢献していくことが期待されています。アフターサポートに関しても顧客への影響は最小限に抑え、今後とも従来通りのサービス展開を継続するとのことです。詳細については、公式サイトでの情報提供が行われますので、確認してはいかがでしょうか。


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