次世代の農業を考える!ヤンマー学生懸賞論文・作文コンテスト開催

次世代の農業を考える!ヤンマー学生懸賞論文・作文コンテスト開催



岡山県に本社を置くヤンマーアグリ株式会社が、次世代の担い手である学生を対象に「第36回ヤンマー学生懸賞論文・作文」を募集します。このコンテストは、1990年から続くもので、農業の未来について自由な観点から意見を交わす貴重な機会です。2025年6月1日から10月20日までの間、学生が持続可能な農業の形を考える作品を募集します。

コンテストの目的と特徴


この懸賞論文・作文コンテストの主旨は、日本や世界の農業が直面する現代の課題を捉え、持続可能な社会に向かう道筋を提供することにあります。食料生産の裏にある加工や流通といった全体の“食のバリューチェーン”にも視野を広げ、次世代の農業を「食農産業」へと発展させることを目指しています。

参加者は、自己の経験や研究を基に、農業の持続可能性を高めるための独自の提言を行う必要があります。過去には、オンライン教育を利用した新規就農支援の提案や、環境問題に配慮した技術の導入を検討した作品が好評を博しました。これらの成功例を参考にしつつ、今年も新たなアイデアの誕生が期待されます。

募集内容


論文の部


論文には、持続可能な農業の確立に向けた先駆的な挑戦テーマでの提言が求められます。具体的には、担い手不足の解消やスマート農業の推進、または農作物のブランド化など、参加者が興味を持っている分野から切り込む形です。作品は論理的にまとめられ、自身のアイデアの実現方法について詳述しなければなりません。

作文の部


作文の部では、参加者自身の夢や思いを、過去の体験を交えながら描写することが求められます。このコーナーは、参加者に自分の感情を言葉にするチャンスを提供し、より多くの若者に自らの思いを形にするきっかけを与えることを目的としています。

審査と表彰


論文の部や作文の部それぞれに、さまざまな賞が用意されています。論文の部では、大賞1編には100万円、特別優秀賞には30万円、優秀賞には10万円が贈呈されます。また、作文の部でも金賞、銀賞、銅賞といった賞があり、若手の成長を促す機会を提供します。

それに加え、応募した全ての参加者に対して、記念品が贈呈されるため、参加によって得られる経験や成果が評価されます。入選発表は2026年2月に予定されており、今からワクワクして待ち遠しいですね。

参加方法


興味を持たれた方は、ヤンマー学生懸賞論文・作文の公式ウェブサイトを訪れて、詳細情報を確認してください。応募資格や応募規定などについても明記されていますので、事前にご一読ください。前回、見事なアイデアが生まれたように、皆さんの斬新な視点をもって、ぜひ挑戦してみてください。自分の言葉で未来を描くことができる絶好のチャンスです。

ヤンマーアグリは、次世代育成活動に引き続き力を入れ、持続可能な社会の実現と農業の発展を目指していく考えです。未来をつくる若者たちのアイデアと情熱に期待を寄せています。

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