多様性を尊重した新ドレスコード導入で働きやすさ向上

2025年2月、株式会社FOOD & LIFE COMPANIES（F&LC）が、子会社である株式会社京樽のドレスコードを改定することを発表しました。この改定により、髪型や髪色が自由になり、従業員の表現の自由が増すこととなります。従来は、明るい色合いの毛染めやヒジャブの着用が認められていませんでしたが、今回の新方針により、個々の価値観を尊重しながら、清潔感のある店舗運営を進めていく方針です。

「スシロー」のドレスコード改定を反映

今回の改定は、2023年11月にドレスコードを見直したスシローの成功事例を基にしています。スシローの従業員を対象に行ったアンケートでは、なんと84％の人が「働きやすさの向上に繋がった」と回答しました。具体的には「髪色が自由であることが応募の理由になった」というコメントや、「スタッフ同士のコミュニケーションが向上した」との声も上がっており、職場の雰囲気が良くなったことが伺えます。

自由なスタイルで個性を表現

新しいドレスコードでは、髪型や髪色の自由化に加えて、ウィッグの着用やカラーコンタクトレンズの使用も認められるようになりました。これに伴い、勤務中には帽子やヘアネットを着用することが求められますが、それでも多くの選択肢は与えられ、スタッフは自分らしい姿で勤務できる環境が整います。また、ヒジャブの着用も認められ、裾を服の中に入れることが条件とされています。