岡大とSAGA-LSの連携
2025-10-28 01:31:21

岡山大学と九州シンクロトロン光研究センターが連携強化。先端研究の未来を切り開く

岡山大学と九州シンクロトロン光研究センターが連携強化



国立大学法人岡山大学は、九州シンクロトロン光研究センター(SAGA-LS)と相互協力に関する覚書を締結しました。2025年8月1日に岡山大学津島キャンパスで行われた調印式には、岡山大学学長の那須保友氏とSAGA-LS所長の廣沢一郎氏が出席し、両機関の協力体制の構築を確認しました。調印式では、総合技術部本部長の佐藤法仁副理事が覚書の概要を説明し、両者の関係の強化に期待を寄せました。

研究基盤の利用と連携の深化



那須学長は、放射光研究を進めることで、両機関が有する分析装置や専門知識の相互利用を図り、さらに研究の質を向上させていく方針を示しました。これにより、岡山大学とSAGA-LSの連携を強化し、イノベーションの促進につながることを期待しています。學長は、「本学は地域中核・特色ある研究大学として、技術職員の高度化にも力を入れ、地域研究ネットワークの中心的存在として貢献していく」と意気込みを述べました。

一方、廣沢所長も「九州唯一のシンクロトロン光施設として、地域の産業発展を支援するために活動してきた」と話し、岡山大学との連携に期待を寄せています。九州域外の大学との初めての締結であり、長期的な関係構築を目指しているとのことです。

環境と研究拠点の利便性



SAGA-LSは、多層的な連携ネットワークの構築が進んでおり、岡山大学から約2時間というアクセスの良さが、双方の研究活動のスムーズな進行を保障します。今回の覚書により、両機関は放射光を利用した共同研究のさらなる推進を目指します。さまざまな分野での協力が期待され、教育や研究、産業振興にも寄与するでしょう。

地域の未来を共創する



この覚書は、岡山大学が推進する地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の取り組みの一環です。また、今回の連携がお互いに多大な影響を及ぼすことが期待され、地域科学技術の発展にもつながります。那須学長は、SPring-8と連携しながら、卒業生や研究者たちが次世代の研究を支えることへの期待を寄せています。

引き続き、岡山大学と九州シンクロトロン光研究センターの取り組みに注目し、地域研究の未来に期待しましょう。両機関が協力し合い、我が国の科学技術発展に寄与することを期待しています。各種情報は岡山大学の公式サイトやプレスリリースをご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 九州シンクロトロン光研究センター 放射光研究

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。