岡山大学の新施策
2025-10-28 00:27:21

岡山大学がジョブシェア制度を導入し、国際的な視野で事務職員を育成

岡山大学が新たなジョブシェア制度を導入



国立大学法人岡山大学は、2025年8月から事務職員を対象に「ジョブシェア制度」という新しい学内兼業制度をスタートさせます。この制度の目的は、部局間の垣根を越えた多様な業務経験を通じて、職員のスキルを向上させ、大学全体としての組織力を高めることです。具体的には、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)に基づき、\“ナレッジワーカー\”と呼ばれる新しい価値を生み出す人材の育成に力を入れています。

ジョブシェア制度の初めての取り組みとして、選抜された5人の事務職員が、2025年10月14日から18日までラオスとカンボジアで開催された国際イベントに参加しました。このイベントでは、海外の視点を取り入れつつ日本や大学の現状を分析し、高度なマネジメント人材を育成することが目指されています。さらに、得た経験を組織全体の資産として蓄積することが重要なテーマとなっています。

国際業務を通じた実践的な学び



事務職員は国際部門の主任専門職員の指導のもと、現地コーディネーターと連携しながら、ラオスとカンボジアの学生に対して、日本の教育や研究、奨学金制度について直接紹介しました。たとえば、ラオスではLJIポンケオ・チャンタマリー所長やラオス国立大学の学長との懇談も行い、現地の留学生事情を深く知る良い機会となりました。また、日本留学フェアでは、多くの学生と質疑応答を交わしながら、本学への理解を促進する活動を行いました。

これらの活動を通じて、事務職員たちは留学希望者のニーズや、他大学の取り組みを直接体感することができ、日本の魅力を広めるための新たな視点を得ました。特に、国際業務と自分たちの業務との関連性を発見し、自身に何が必要かを考える貴重な経験となったとのことです。

今後の展望と参加者の声



参加者のコメントでは、現地での実体験を通じて多様な視点から業務を進めることの楽しさや、勉強不足を痛感しながらも成長の機会として捉える声が多く聞かれました。例えば、参加者は他大学との交流を深めることで、岡山大学の国際的な取り組みについて多角的な意見を交わしました。このように、ジョブシェア制度を通じた実務経験は、将来的に業務改善や自身の成長につながると期待されています。

岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としての使命を果たすため、これからもこの取り組みを進め、さらなる国際交流の促進を図っていく方針です。これにより、地域社会の持続可能性や国際理解を深めることに貢献することが期待されます。今後の岡山大学の動向に注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 国際交流 ジョブシェア

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。