岡山大学の国際連携
2025-05-02 22:29:23

岡山大学がフランス国立科学研究センターと革新素材研究で国際連携

岡山大学が新素材研究で国際的な一歩を踏み出す



国立大学法人岡山大学(岡山市北区、学長:那須保友)が2025年3月31日、フランス国立科学研究センター(CNRS)と革新的な新素材開発のための国際研究プロジェクト「CHEMISTRY ON CHIRAL CARBON MATERIALS(C3M)」に関する覚書を交わしました。この協定は、国際的な共同研究を通じて、岡山大学とCNRSの連携を深めることを目的としています。

新たな研究の始まり



調印式は岡山大学津島キャンパスの本部棟で開催され、CNRSのAlberto BIANCO博士やJacques MALEVAL CNRS東京事務所長、本学の那須学長、仁科勇太教授、髙柴正悟教授が出席。冒頭、宇根山絵美上級リサーチ・アドミニストレーターは、「両機関の協力によって、世界的な学術拠点の形成と研究力の強化が期待される」と挨拶しました。

その後、那須学長が覚書にサインし、CNRSとの連携が社会変革をもたらす重要な取り組みであり、国際共同研究プロジェクトのさらなる発展に期待を寄せています。

プロジェクトの目指すもの



C3Mプロジェクトでは、今後5年間にわたって不斉炭素素材を中心とする先端材料の研究や、セミナー開催、学生指導を共同で行う計画です。これにより、岡山大学は国際的な頭脳循環を促進し、研究者や学生の交流を強化。革新的な材料の開発の深化を図ります。

CNRSのBIANCO博士と岡山大学の仁科教授は、これまでの共同研究の成果やC3Mプロジェクトの研究の展望について説明をいただきました。これにより、両機関の協力関係がどのように進展していくのかが明らかになりました。

今後の展望



岡山大学は、この国際共同研究プロジェクトを契機として、持続可能な開発目標(SDGs)を支援する地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしていくことを目指しています。学際的な研究を通じて、地域と地球の未来を共創しながら、日本が誇る研究大学としての地位を確立する計画です。

著名な研究機関との連携を通じて、岡山大学は新しい時代の科学研究のフロントランナーとして、より高い目標に挑み続けることでしょう。これまで以上に、地域の皆様の期待に応える取り組みを進めてまいりますので、どうぞご注目ください。

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岡山大学に関するさらなる情報や、研究プロジェクトへのご関心がある方は、岡山大学の公式ウェブサイトをご覧ください。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学が、どのように世界へ貢献していくのか、その成果をご期待ください。


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