アネラカフェの展開
2025-08-20 11:23:22

福祉型保護犬猫カフェ「ANELLA CAFE」が新たな一歩を踏み出す!

福祉型保護犬猫カフェ「ANELLA CAFE」が進化を遂げる



東京都世田谷区に本社を置く株式会社ANELLA Group(旧:株式会社DT)は、保護犬や猫と障がい者の就労を支援する新たなカフェ「ANELLA CAFE」を展開しています。この度、同社はシリーズAラウンドで1.55億円の資金調達を実施し、累計で3.4億円を達成しました。この資金を活用し、全国展開とともに人材やデジタル基盤の強化を進める計画です。

ANELLA CAFEのミッション



「Change one life forever.」——この言葉を掲げるANELLA CAFEは、保護された犬や猫たち、そして働くことを希望する障がい者が、安心して暮らせ、社会とのつながりを持てる場所です。就労継続支援B型事業とカフェ事業를融合させたこのユニークなモデルにより、保護動物と人間の出会いを「命をつなぐ機会」と捉えています。

ビジネスモデルの特徴



アネラカフェは、保護犬猫と人々が触れ合うふれあい施設の一方で、障がい者のための就労支援も行っています。来場者は犬猫と触れ合う機会が得られ、障がい者は飼育や接客を通じて就労訓練を受けることで、社会に参加する機会を持っています。この双方向のサポートは、双方にとってポジティブな影響を与えています。

2024年5月からフランチャイズの募集を開始し、既に50以上の施設がオープン予定です。このモデルの人気は高く、動物保護と社会福祉を両立させる仕組みは注目を集めています。

参入障壁を下げる取り組み



動物保護は資金面でのハードルが高いとされますが、アネラカフェでは、就労支援による高い収益性を確保することで継続的な活動が可能となっています。障がい者へのアニマルセラピー効果も期待され、犬猫の存在がスタッフの採用にも好影響を与えています。「動物保護と就労支援の融合」が生む相乗効果により、多くの命が救われています。

収益と効果



就労支援の収益源は主に国からの給付金ですが、アネラカフェは入場料や物販、トリミング事業からの収益も得ており、W収益構造を築いています。そのため、合計売上は月間500万円を超え、3~4ヶ月以内に黒字化し、投資回収も約14ヶ月で可能だとされています。

今後の展望



この度の資金調達は、以下の重点領域に活用される計画です:

  • - 本部保護施設の拡張:常時1,000頭の保護犬猫を受け入れることができるシェルターの増設。
  • - FC店舗サポート体制の強化:全国展開を支える人材育成と獣医師チームの発足。
  • - 広告宣伝の強化:保護犬猫の認知を高めるための施策強化。

これらの取り組みを通じて、今後2〜3年での全国展開フェーズの本格化を予定しています。

代表取締役の想い



代表の伊東大輝氏は、「私たちは全国の犬猫を救い、彼らの世界を変えたい。障がいのある方が誇りを持って働ける場を作りたい」と強い思いを語ります。単なる保護施設でも単なる福祉事業でもなく、誰もが尊重される「やさしさのインフラ」を全国に広げたいとの挑戦が続きます。

まとめ


福祉型保護犬猫カフェ「ANELLA CAFE」は、保護動物と障がい者の支援という2つの重要な社会課題に向き合い、持続可能なビジネスモデルを確立しています。全国でのさらなる展開に期待が高まる中、多くの命と生活を変える挑戦が続いています。


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