EV充電の新時代が始まる!
本日、岡山県玉野市に本社を構える株式会社パワーエックスが、メルセデス・ベンツ・ハイパワー・チャージング日本合同会社(MBHPCJ)との提携により、高出力EV充電ネットワークの第一号拠点「Mercedes-Benz Charging Hub 千葉公園」を開設しました。この施設は全てのEVオーナーが利用可能で、最大出力150kWの充電サービスを提供します。
充実した施設で快適な充電体験を
新しくオープンした「Mercedes-Benz Charging Hub 千葉公園」は、千葉県千葉市中央区の千葉公園内に設置されています。駐車場の近くにはカフェやスポーツジムも併設されているため、充電中でも快適に過ごせる環境が整っています。長時間の充電待ち時間も無駄にすることなく、有意義に過ごせそうです。
さらに、同施設にはパワーエックス製の蓄電池型超急速EV充電システム「Hypercharger」が1基(2口)設置されており、充電中の利便性を大幅に向上させています。また、メルセデス・ベンツ専用設計のディスペンサーユニットには大画面タッチスクリーンが搭載されており、ユーザーの操作性も考慮されています。
利用方法と料金設定
この充電ステーションでは従量課金制が採用されています。メルセデス・ベンツのEVモデルオーナーは、充電サービス「MB.CHARGE Public」を通じて認証・決済が行える一方、他ブランドのEVオーナーもPowerXアプリを使用して各拠点を利用することができます。
では、具体的な利用料金はどうなっているのでしょうか。メルセデス・ベンツのEVモデルを利用する方は、94.6円/kWh(税込)での充電が可能ですが、このサービスは利用契約が必要であることを覚えておきましょう。一般の電気自動車オーナーの利用には別途、PowerXアプリ経由の100円/kWh(税込)という料金が適用されます。
今後の展開について
「Mercedes-Benz Charging Hub 千葉公園」は新たな拠点のスタート地点です。今後は「Mercedes-Benz Charging Hub かしわ沼南」や「Mercedes-Benz Charging Hub 駒沢」など、さらなる拠点が続々と開設される予定も発表されています。これにより、メルセデス・ベンツのEV化戦略の一環として、日本国内における充電インフラの拡充が進むことが期待されます。
商業エリア近接での利便性
公園の充電スペースは24時間年中無休で利用可能です。そのため、日中だけでなく夜間でも充電できますし、ビジネスやレジャーの途中にも立ち寄りやすいという利点があります。なお、充電の予約はPowerXアプリからはできませんので、直接現地へ向かう形になります。
おわりに
EV充電インフラの拡張は、今後の持続可能な社会に向けた重要な一歩です。「Mercedes-Benz Charging Hub 千葉公園」がきっかけとなり、さらなるステーションの開設が進むことを期待しています。充電速度や設備の使いやすさが向上することで、EVオーナーがより快適に道を走れる日が近づいていることでしょう。実際に、利用しながらその便利さを体感してみてはいかがでしょうか。