コンビニおにぎり2024
2025-03-04 20:11:57

2024年のコンビニおにぎり人気トレンドを徹底分析!両極化する味の傾向とは

コンビニおにぎり人気調査2024


一般社団法人おにぎり協会による2024年のコンビニエンスストアでのおにぎり人気調査が発表されました。この調査は、全国の主要コンビニエンスストアを対象に行われ、おにぎりの消費トレンドや新商品の傾向を鮮明に示しています。

おにぎり市場の変化


2024年に入って、おにぎり市場では「コスパ」と「ボリューム」のニーズが強まっています。原材料費の高騰が背景にある中で、各社は価格を抑えつつも満足感のある商品を提供しようと奮闘しています。特にお手頃価格の定番商品やボリューム感のある新商品が好評を得る傾向にあります。

各社の戦略


セブン-イレブンでは「うれしい値!」という新たな価格戦略が導入され、主力商品の価格が見直されました。ローソンでは「盛りすぎチャレンジ」が実施され、通常よりも47%増量したおにぎりが話題となっています。ミニストップも本体価格98円のシリーズで数量を増やす努力をしています。一方でファミリーマートは低価格帯のおむすびから高価格帯のボリューム系おにぎりまで幅広くラインナップを展開。その結果、「安価なおにぎり」と「リッチなおにぎり」の両方が人気を集める「おにぎり両極化時代」と言えます。

人気ランキング


2024年のコンビニおにぎりの人気ランキングを見てみましょう。それぞれのコンビニで「ツナマヨネーズ」と「鮭」は上位にランクインしています。特に「ツナマヨネーズ」は全てのコンビニで1位の支持を得ており、幅広い世代に好まれています。

  • - セブン-イレブン
1. 手巻おにぎり ツナマヨネーズ(128円)
2. 手巻おにぎり しゃけ(128円)
3. 手巻おにぎり 北海道産昆布(128円)
4. 熟成旨味仕立て 紀州南高梅(128円)
5. 赤飯おこわおむすび(140円)

  • - ローソン
1. 手巻おにぎり シーチキン®マヨネーズ(157円)
2. 和風シーチキン®マヨネーズ(157円)
3. 手巻おにぎり 北海道産日高昆布(140円)
4. 金しゃりおにぎり 焼さけハラミ(279円)
5. 手巻おにぎり 熟成紅鮭(192円)

  • - ファミリーマート
1. 手巻シーチキンマヨネーズ(155円)
2. 直巻焼しゃけ(150円)
3. 直巻和風ツナマヨネーズ(138円)
4. 手巻紅しゃけ(180円)
5. ごちむすび 鮭はらみ(249円)

  • - ミニストップ
1. 手巻ツナマヨネーズ(118.80円)
2. 手巻紅鮭(151.20円)
3. 手巻真昆布(135.00円)
4. 手巻梅(135.00円)
5. 手巻炙りたらこ(151.20円)

ターゲット層


購買層の特徴としては、全てのコンビニで40代・50代の男性が主なターゲットとなっており、「ツナマヨネーズ」や「しゃけ」などの定番おにぎりが特に支持されています。ファミリーマートでは40代女性の購入も見られますが、全体的には女性の割合は少数派の傾向があります。

新作おにぎり動向


新作おにぎりに目を向けると、そのトレンドは「ボリューム感」と「具材の充実」が顕著に現れています。セブン-イレブンでは新作でも「ツナマヨ」や「しゃけ」が人気で安定したクオリティが保たれていますが、ファミリーマートとミニストップではサンドおむすびやオムライス、おこわ系の新商品が台頭してきています。

まとめ


2024年は原材料の高騰やインバウンド需要の回復が影響し、コンビニおにぎり市場が進化しています。「コスパ」と「ボリューム」を両立させる商品の開発が進んでおり、今後の動向がますます注目されます。更に、2025年には「おにぎりサミット2025」が開催され、この調査結果が正式に報告される予定です。
一般社団法人おにぎり協会は、今後もおにぎりの文化を広める取り組みを続けていきます。


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