国立大学法人岡山大学(岡山市北区)は、国連SDG4ハイレベル運営委員会の代表補佐、イラン・ウンベルガさんを迎えました。この訪問は、若者の教育における変革をテーマにしており、最先端の国際的な取り組みが進められています。
ウンベルガさんは、ユネスコのSDG4 Youth & Student Networkの代表としてグローバルな若者の声を代弁し、教育の変革サミットで国連事務総長に若者宣言を提出した実績があります。彼は、本学の副学長、横井篤文教授との面会を通じて、岡山大学ユネスコチェアが取り組んでいるさまざまな側面についての情報交換を行いました。
今回の訪問の一環として、ウンベルガさんとユースアンバサダーのソフィア・ベルムデスさんは、岡山大学のユネスコチェアの取り組みが持つ大きな意義を再確認しました。彼らは、地域や地球全体のウェルビーイングを促進するために、世代を超えた連携の必要性を強調し、岡山大学が果たす役割についても意見を交わしました。
特に、10月に岡山で開催される国連大学(UNU)が主催する持続可能な開発のための教育(ESD)の20周年を記念するグローバルRCE会議においては、さらなる協力体制の構築が期待されています。このイベントは、持続可能な教育を実現するための重要なプラットフォームとなることでしょう。
岡山大学は、地域との絆を深め、持続可能な未来を目指すための多様な活動を進めており、国際的なネットワークを通じて教育分野においても多くのシナジーを生み出しています。これからもその取り組みを期待したいです。
岡山大学は、ユネスコチェアの活動を通じて地域の中核を担い、持続可能な社会の実現に向けて引き続き努力していきます。我々の未来を共につくるための新たな一歩を踏み出した岡山大学の挑戦に、注目が集まることでしょう。
今後も岡山大学における教育活動や研究成果が地域、国内、そして国際的な視野でどう展開されていくのか、その動向から目が離せません。