岡山大学と在学生の意見交換から見える教育改革の取り組み
2025年11月と12月に、岡山大学で在学生と菅誠治理事・上席副学長との懇談会が行われました。このイベントは、教育の質を向上させることを目的に、学生と大学側が直接対話する貴重な機会です。懇談会では、新しい学士課程教育に関する意見交換が中心に行われました。
AIの活用状況についての意見
懇談会の初めに、菅副学長から「AIをどのように活用していますか?」という質問が投げかけられました。学生たちは、メールの添削や学習計画の立案、日常生活での相談相手としてAIを利用していると答えました。このように、AIが学びの環境を支える役割を果たしている実態が明らかになりました。
知の探研に関する討論
続いて、課題探究科目「知の探研」についての意見が交わされました。学生たちは、この授業が協調やチャレンジ精神を促す機会となると感じており、信頼関係の構築に寄与しているという意見が多くありました。しかし、テーマ設定に改善の余地があるとの声も上がり、さらなる質の向上を求める姿勢が見受けられました。
英語教育の改善点
懇談会では、新たに導入された英語学習オリエンテーションについても意見が集まりました。学生たちは外部検定試験による単位認定やオンライン教材の利用方法などについて様々な意見を述べ、今後の教育改革に期待を寄せていました。
全学交流科目の体験
また、「全学交流科目」についても話題が及び、学生たちは自分の専攻以外の分野を学ぶことの楽しさを実感しているとコメント。また、一部の学生は異なる専門領域に触れた際の負担感を指摘し、それに対する解決策が求められました。
懇談会の成果と今後の期待
懇談会は、笑いに満ちた雰囲気の中で進行し、参加者は具体的な意見を出し合いました。「新入生オリエンテーションページの改善」や「調べ学習や発表にとどまらない活動の時間」を求める声など、実りある議論が重ねられました。この様子からは、岡山大学が在学生のニーズに耳を傾け、共に未来の教育を考える姿勢が垣間見えます。
この懇談会を通じて、岡山大学の「主体的・対話的で深い学び」の理念がしっかりと浸透していることが確認されました。地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学には今後もさらなる教育の質的向上が期待されます。学生たちの声を基にした教育改革が、これからどのように進化していくのか、今後の動きが楽しみです。