岡山大学の菊が輝く!第68回岡山県後楽園菊花大会
2025年11月、岡山後楽園にて開催された「第68回岡山県後楽園菊花大会」において、岡山大学の農学部応用植物科学コース作物開花制御学ユニットが見事な成果を収めました。この大会では、同ユニットが出品した菊が高く評価され、特に大菊の部門においては、日本観光振興協会長賞や岡山商工会議所会頭賞を受賞したほか、福助5鉢組にて岡山県知事賞および岡山後楽園菊花大会長賞も獲得しました。
この伝統ある菊花展は、1958年から続いてきたもので、岡山県内の菊愛好家が自分の手で育てた多彩な菊作品を披露する場として知られています。岡山大学の研究チームは、7月から丹念に育て上げた菊を「福助作り」と呼ばれる高さ50cm以下のコンパクトな形に仕上げ、多彩な品種を選んで出品しました。
菊の栽培への熱意
受賞の喜びを語るのは、大学院環境生命自然科学研究科の内田湧基さんです。「今年は花ぐされが少なく、非常に綺麗に仕上がりました。メンバー全員が真剣に取り組んでくれたと思っています。今後も良い作品を作れるように努力を続けていきたいです」と話しています。このコメントからも、受賞に至るまでの情熱と努力が伺えます。
地域に根ざした大学の取り組み
岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として活動しており、その中で菊の栽培を通じて地域とのつながりを深めています。未来を見据え、岡山大学は学生や研究者たちが連携し、美しい菊作りに力を入れ、地域社会を支える存在であり続ける事を目指しています。
これからの岡山大学
今後の地域活動や研究におけるさらなる発展が期待される岡山大学は、伝統を守る一方で新しい試みにも挑戦しています。研究成果を地域社会に還元し、持続可能な開発目標(SDGs)を支援する姿勢も見逃せません。そうした取り組みから、今後の岡山大学の活動にますます注目が集まることでしょう。
最後に
地域の色とりどりの菊と共に、岡山大学の質の高い研究と教育が地域の未来を切り拓くことを願います。次回の菊花大会も楽しみですね。期待が高まります。詳細な情報や活動については、岡山大学の公式ウェブサイトを訪れてみてください。