大島愛×LUFAS
2025-10-08 10:03:23

画家・大島愛さんの個展に布製電照看板「LUFAS®」が登場

画家・大島愛さんの個展に布製電照看板「LUFAS®」が登場



岡山県瀬戸内市に位置する瀬戸内市立美術館では、画家の大島愛さんの個展「Historical studies」が開催されています。この個展には、新しい形の布製電照看板「LUFAS®」が採用されており、訪れた人々の目を引いています。

LUFAS®の採用で美術作品が一新


LUFASは、東日印刷株式会社とそのグループ企業の株式会社トライが製造・販売する、エコマークを取得した布製の電照看板です。ペットボトルを100%リサイクルした布を使用しており、環境に優しく、持続可能な選択肢としても注目されています。今回、大島愛さんの新しい作品にLUFASが使われ、約114.3cm×81.4cmの大きさのコラージュが展示されました。作品の一部分はLEDで内照され、独特の雰囲気を醸し出しています。

大島さんは岡山県倉敷市の出身であり、彼女の絵画作品には特に人物をテーマにしたものが多く、深いメッセージ性があります。今回の個展では、過去の出来事をテーマにした作品が約40点展示され、訪問者にさまざまな視覚的体験を提供しています。

印刷品質への感動


LUFASが採用された背景には、設計段階での大島さんの思惑があります。初めは海外製の布を用いて作品を作成したものの、仕上がりに問題が発生したため再制作となりました。その際にLUFASを選んだ理由は、印刷品質の高さと生地の柔妙な特性です。「印刷品質がすごく高いうえ、何より布が硬くならず、ぴんと張れるのが最高です」と大島さんはコメント。さらに、「小さな案件にも丁寧に対応してもらい感謝しています」と、制作チームへの感謝の言葉も忘れませんでした。

環境に優しい看板の可能性


LUFASの特筆すべき点は、その環境性能にあります。布は全てペットボトル100%リサイクルの素材を使用しており、フレームにも再生可能なアルミを50%以上使用しています。その結果、製造過程でのCO2排出量を大幅に削減することができ、持続可能な社会の形成に貢献しています。また、このシステムにより看板の設置や交換にかかるコストも軽減され、企業や自治体の注目を集めています。2019年には、グッドデザイン・ベスト100にも選出されるなど、その美しい仕上がりも評価されています。

個展の詳細


個展「大島愛Historical studies」は、2025年10月13日まで続きます。時間は午前9時30分から午後5時まで(最終入館は午後4時30分)で、入場料は一般500円、中学生以下は無料です。この機会に、環境に配慮しつつ美術作品の新しい可能性を探るLUFASと、大島さんの深いメッセージを感じ取ってみてはいかがでしょうか。所在地は岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4911で、4階の展示室での開催となっています。

大島さんの多才な作品がもたらす心の動きと、LUFASが息づかせる持続可能な美術の未来に触れる旅をお楽しみください。


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