防災教育ワークショップ
2025-09-29 11:47:29

ファミーマートとセーブ・ザ・チルドレンがこどもたちの防災教育を実施

ファミリーマートとセーブ・ザ・チルドレンが共同で開催した防災ワークショップ



2025年9月26日、東京都足立区のファミリーマート本木東町店にて、「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」が開催されました。このイベントは、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとの連携により、防災月間に合わせて行われたものです。参加したのは、店近隣に住む小学生とそのご家族、合わせて14名。子どもたちに防災意識を育むことを目的としています。

こども向け防災教育が必要な理由


自然災害が多発する現代において、子どもたちの防災意識を高めることが求められています。ある調査によると、多くの保護者が「子どもたちの防災意識が低い」と感じていることがわかりました(2025年7月 明光義塾調査)。2024年に発生した能登半島地震を経験した子どもたちからも、「もっと備える必要がある」との声が寄せられています。災害時には、心身ともに困難に直面する子どもたちに向けて、実践的な教育が不可欠です。「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」は、このニーズに応えるべく、子どもたちに自ら考えて行動する力を育む取り組みを続けています。

新聞紙で作る「お椀」体験


ワークショップの冒頭では、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフが子どもたちと一緒に、大きな非常用持ち出し袋の中身を確認。子どもたちは「これは何に使うんだろう?」と興味津々で、災害時に必要な道具について学びました。続いて、身近なもので工夫する体験として、昨年の好評を受けて今年は新聞紙でお椀を作ることに挑戦。完成したお椀には、ファミリーマートの人気商品「ファミチキ」が盛り付けられ、災害時でも工夫次第で美味しいごはんが楽しめることを実際に体験しました。

こどもたちによるお仕事体験


ワークショップの後半では、ファミリーマートのお仕事体験が行われました。子どもたちは、少し緊張した面持ちでレジの前に立ち、「ピッ!」というバーコードを読み取る音に歓声を上げ、一つ一つの体験が彼らにとって新鮮なものでした。また、普段見ることができない店の裏側を探検し、商品補充も体験しました。最後に、イートインスペースでのお食事会では、お互いの体験を語り合い、楽しいひとときを過ごしました。

参加者の反応


この取り組みについて、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフは「子どもたち自身が考え、選び、発表する経験を通じて、実際の防災訓練という形になった」と語りました。また、参加した親御さんからは「子どもたちが非常用持ち出し袋について真剣に考えていた」との声が寄せられ、親子ともに充実した時間を過ごした様子が伺えました。

開催概要


  • - 日時: 2025年9月26日(金)16:30〜18:15
  • - 場所: ファミリーマート本木東町店、東京都足立区
  • - 参加者: 近隣に住む小学生までの子どもとその家族
  • - 内容: 防災ワークショップ、ファミマこども食堂でのお仕事体験とお食事会

この「ファミマこども食堂」は、ファミリーマートが「地域に寄り添い、家族のように個々のニーズに応える場所」を目指す取り組みの一環であり、今後も継続して実施されていく予定です。


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