岡山で医療ハック!
2025-06-27 12:05:55

医療とテクノロジーの未来を創る「Health Care Hackathon in Okayama」

医療とテクノロジーの融合を目指す2日間



2025年の8月30日(土)から31日(日)にかけて、岡山プラザホテルにて「Health Care Hackathon in Okayama」が開催される。このイベントは、医療分野における具体的な課題解決を目指し、アイデアを出し合いプロトタイプを作成することを目的としたハッカソンであり、多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まることが期待されている。

ハッカソンとは何か?



ハッカソンは、限られた時間内でチームを組み、特定の課題に対して革新的な解決策を探求するイベントだ。この名称は、アイデアを「ハック」し、マラソンのように集中して取り組むことから生まれた。近年では、特に医療分野において新たなソリューションを生み出すためのプラットフォームとして定着している。

ハッカソンの流れ

1. リアルな課題を知る: 医療者や関連専門家から、現在の医療現場での具体的なニーズを把握する。
2. アイデアを出し、チームを作る: 個々のアイデアをもとにプレゼンテーションを行い、共通のテーマに基づくチームを結成。
3. プロトタイプの開発: 技術サポートを受けながら、考案したアイデアを具現化するためのプロトタイプを開発する。

今回のテーマ「医療ケア児」



今回注目されるテーマは、日常的に医療的ケアを必要とする子どもたちに焦点を当てている。厚生労働省の調査によれば、医療的ケア児は15年で倍増し、岡山県内だけでも約360人がいるとされ、支援施設や制度の充実が求められている。このハッカソンでは、医療ケア児とその家族が直面する様々な課題に対し、多角的なアプローチを用いて解決策を探求する。

参加資格と申し込み方法



このハッカソンは年齢や職業に関係なく、医療やテクノロジーに興味がある全ての方が参加可能。特に、プログラミングや工作のスキルがなくても問題なく、チームには必ず技術的なサポートがつくため、安心して参加できる。また、参加する際には自分の持ち寄りアイデアや熱意が求められる。

今回のイベントに参加するためには、高校生以上で2日間通して参加できることが条件で、詳細は特設サイトからの申し込みが必要だ。参加費は無料だが、懇親会の費用として4,000円が徴収され、学生は無料で利用できる結構なサポートが用意されている。

岡山の医療環境



岡山市は、岡山大学病院を中心に先進医療機関が集積する医療先進都市であり、多くの医療機関が活発に医療イノベーションに取り組んでいる。さらに、内閣府に選定されたスタートアップエコシステムの拠点でもあり、そのため新しい医療技術を開発する環境が整っている。この背景があるため、参加者は最新の医療現場に触れることができる貴重な機会も得られる。

講師陣の紹介



ハッカソンでは著名な講師陣も登壇する。メインモデレーターには東京電機大学の荒船教授が参加し、生体医工学分野での知見を基にした講演が聞ける。また、東京未来大学の小谷准教授もスピーカーの一人として参画し、障害児心理学に関する知識を共有する予定だ。こうした専門家の助言を受けながら、多様な視点からのアイデアのブラッシュアップが期待できる。

開催概要


  • - 日時: 2025年8月30日(土)12:00〜18:00 / 31日(日)9:00〜18:00
  • - 場所: 岡山プラザホテル 烏城の間
  • - 参加費: 無料(懇親会費4,000円、学生無料)
  • - 定員: 先着30名
  • - 申し込み締切: 2025年7月31日(正午)

この機会に、医療とテクノロジーの未来を創る一員として参加してみてはいかがだろうか。あなたの「やってみたい」が、医療の未来を変えるかもしれない。


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