岡山大とタイ大学の交流
2025-04-13 02:29:18

岡山大学とタイのシーマハサラカム看護大学のさらなる協力関係強化に期待

タイのシーマハサラカム看護大学が岡山大学を訪問



2025年3月26日、岡山大学にタイのシーマハサラカム看護大学から訪問団がやってきました。訪問団には、同大学のSiranee Imnamkhao看護学部長や、タイ公衆衛生省の公立高等教育機関であるPraboromarajchanok InstituteのVichai Tienthavorn学長が含まれています。彼らは岡山大学学長の那須保友氏を表敬訪問し、交流を深めるための意見を交わしました。

学術的な交流の歴史



シーマハサラカム看護大学と岡山大学の関係は古く、2009年から部局間協定を結び、学生や教員の活動的な交流が続いています。このような交流を通じて、両大学は互いの教育や研究の質を向上させてきたのです。今回の訪問を機に、さらなる関係の深化が期待されています。具体的には、プライマリヘルスケア(PHC)分野における研究交流の拡大が提案されており、両大学の専門知識を活用した協力が見込まれています。

交流の意義



Vichai学長は、これまでの交流体験を基に、今後はPHC分野での共同研究を強化し、研究成果を共同で発表することを提案しました。那須学長は、この提案に賛同し、岡山大学がアセアン大学連合(AUN)との連携を通じて、タイとの強固なネットワークを築いていることを強調しました。今後、このようなネットワークを活用しながら、岡山大学とシーマハサラカム看護大学の協力関係をさらに広げていく考えです。

今後の展望



来る2025年、両大学間のさらなる交流が見込まれています。地域中核としての役割を果たす岡山大学は、国際的な学術共同体の一員として、地元の資源を活かし、タイとの関係を深めることで、より多くの学生に国際的な教育機会を提供していく方針です。今回の訪問が、両大学の教育と研究の未来を切り拓く第一歩となることを願ってやみません。

岡山大学の取り組み



岡山大学は、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みも進めており、地域社会の持続可能性を考えた研究や教育に注力しています。昨年には国連の「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞し、その成果が評価されました。また、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」にも採択され、地域とグローバル社会における役割を果たすことを目指しています。

これらの活動を通じて、岡山大学は世界に誇れる研究大学としての位置づけを強化する一方で、地域貢献も行っています。今後も岡山大学の国際的な交流と共同研究にご期待ください。


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