岡山大と日本電子、新プラットフォーム
2025-08-17 18:51:16

岡山大学と日本電子が提携!新たな研究機器レンタルプラットフォームSXの誕生

岡山大学と日本電子がタッグ!新たな研究機器レンタルプラットフォームSXが誕生



2025年7月25日、国立大学法人岡山大学と日本電子株式会社が共に、研究機器レンタルのためのプラットフォーム『Shared Transformation(SX)プラットフォーム』の設立に合意しました。これにより、研究者たちの新たな可能性が広がることが期待されています。

プラットフォーム設立の背景



岡山大学の那須保友学長が語ったように、現在の日本における研究環境は厳しい状況に置かれています。研究機器の購入はもちろん、修理や撤去に伴う費用の負担が大きく、多くの大学や研究機関が資金の確保に苦しんでいます。このような背景から、岡山大学は「借りる」という選択肢を提供することで、研究者たちの環境を改善することを目指しています。

SXプラットフォームがもたらすメリット



SXプラットフォームでは、従来の購入方法から「借りる」方法へのシフトを行います。これにより、研究者たちは購入にかかる初期投資や設置、保守、修理、撤去にかかる費用をこちらのプラットフォームでは一切負担する必要がなくなります。最新の研究機器を使用する機会を持つことで、研究の質を向上させ、また技術職員のスキルアップにも寄与することが期待されます。

プラットフォームの運営は岡山大学が事務局を担い、参加機関の募集を2025年9月に開始する予定です。まずは日本電子から提供される研究機器を利用可能にし、徐々に他の研究機関への展開も計画されています。

官民の協力による科学技術の推進



日本電子の大井泉社長は、このプラットフォームが単なる大学と企業の取り組みではないことを強調しています。日本全体の科学技術やイノベーションの活性化に向けて、教育機関やメーカーが一体となり協力しあうことが重要です。研究機器のレンタルによるコスト削減や最新機器へのアクセスは、特に中小の研究機関にとって大きな支援となるでしょう。

結び



未来の研究環境を考える上で、SXプラットフォームは新たな一歩を踏み出しました。「買う」という選択肢から「借りる」ことの重要性を再認識し、より効率的に研究に貢献できるよう、岡山大学と日本電子は共に頑張っています。これから、様々な機関がこのプラットフォームに参加し、研究環境がさらに改善していくことを期待しましょう。皆さんもこの取り組みに賛同し、共に未来の研究に貢献していきませんか?


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