岡山大学の国際会議参加
2025-11-15 16:43:19

岡山大学が国際会議「Going Global London 2025」に参加し国際教育の未来を探る

岡山大学が国際会議「Going Global London 2025」に登壇



2025年10月28日から30日まで、英国ロンドンで開催される「Going Global London 2025」に、岡山大学から横井篤文副学長が参加します。この国際会議は、高等教育の国際化に関する世界最大級のイベントとして位置づけられており、日本を代表する大学として岡山大学の存在感を示す重要な機会です。

高等教育における国際化の重要性



横井副学長の登壇セッションでは、「表現の自由、包括性、大学の役割の進化」というテーマが取り上げられます。セッションは、英国貴族院元党首のロワイヤル男爵夫人が司会を務め、英国エクセター大学副学長やベルギー・ナミュール大学学長、さらには南アフリカ・ネルソンマンデラ大学の副学長とともに、パネルディスカッションを展開します。この交流を通じて、各国の高等教育機関が抱える課題や、未来へのビジョンを共有することが期待されています。

新たな教育の枠組みを考える



会議では、経済や社会の発展のために大学がどのように国際的に連携し、役割を果たすべきかが議論されます。特に、「レジリエンス」「価値」「イノベーション」というテーマは、現在の危機を乗り越え将来を見据えるためのキーコンセプトです。横井副学長は、「高等教育の国際化において、表現の自由と健全なキャンパス環境を両立させる新しい枠組みが求められています」と述べ、Ubuntuというアフリカの哲学の重要性にも触れました。この考え方は、他者への思いやりと共存の価値を尊重するものであり、言論の自由を孤立したものではなく、相互関係の中で再構築すべきだというメッセージが込められています。

大学の役割と未来への展望



岡山大学は、この国際会議を通じて多様な理解と学びの場を提供し、地域と地球の未来を共創する役割を強化します。高等教育機関が果たすべき社会的責任、すなわち信頼と対話を基にした多様性の促進は、今後の教育方針に不可欠です。横井副学長は、大学が個人の自由と地球共同体の幸福を調和させる場であるべきだと提案し、具体的な行動が求められます。

これからの岡山大学への期待



今後も岡山大学は、UNESCOの「教員養成のためのユネスコチェア」を活用し、世界中の教育機関との連携を深めていく方針です。地域と世界全体のウェルビーイングを推進するため、さまざまなステークホルダーと協力し続けます。岡山大学に寄せられる期待は高まっており、地域中核・特色ある研究大学として今後の取り組みに注目が集まります。また、これらの活動は、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献にもつながることでしょう。

国際的な舞台で岡山大学がどのような影響を及ぼすのか、広がる可能性に期待を持ちながら、地域と共に成長していく岡山大学の今後を見守りましょう。


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