日本の伝統的な風景を描く「棚田の四季」無料公開イベント

日本の原風景を体感する「棚田の四季」

2025年7月5日（土）、株式会社プレナスが東京都中央区日本橋のオフィスで、細川護熙氏制作の巨大アート『棚田の四季』を無料公開します。このイベントでは、日本の美しい棚田の四季を描いた壁画を間近で鑑賞でき、作品の魅力に触れることができます。

壁画の見どころ

『棚田の四季』は、春・夏・秋・冬の棚田の風景を描いた壁画です。高さ8.5mのアトリウム空間を利用し、60枚の和紙から成るこの作品は、2m×1mのサイズで表現されています。細川氏は、様々な墨を使い分けて、色味は控えめながらも四季の微妙な変化を感じさせるように描かれています。この作品は、特定の場所を表現するのではなく、作者の心の中にある棚田の風景を具現化したものです。

公開イベントに参加しよう

一般公開は7月5日（土）の11:00から18:00まで行われ、事前の申し込みは不要です。来場者は、オフィス1階のロビーからエレベーターを利用して7階の展示会場にお越しください。鑑賞の際には、細川氏のインタビューをまとめた動画や、制作過程を紹介するパネル、プレナスが所蔵するお弁当箱コレクションの展示もあわせて楽しむことができます。また、来場者にはアンケートに答えることで、抽選で「ほっともっとの金芽米」がもらえるチャンスもあります。

細川護熙とは

細川護熙氏は、1938年に東京に生まれました。朝日新聞記者を経て、衆参議員や熊本県知事、内閣総理大臣などを歴任しました。政界引退後は、陶芸や水墨画などさまざまなアートに挑戦しています。2024年には高野山總持院に32面の襖絵を奉納する予定です。

参加のメリット

本イベントは、地域の人々が日本の米文化やその価値を再認識する良い機会でもあります。『棚田の四季』を鑑賞することで、四季折々の美しさや、日本の風土と人々の営みを再発見できることでしょう。また、プレナスが推進する米文化継承事業にもご注目いただければ幸いです。さらに、クリエイティブな空間でアートを楽しむ機会を提供し、地域の文化活動に寄与することを目指しています。