FSC認証木材の供給
2025-08-27 11:23:21

エーゼログループが進化させるFSC認証木材供給体制の全貌

エーゼログループが進化させるFSC認証木材供給体制の全貌



岡山県に本社を置く株式会社エーゼログループは、持続可能な建築材料の供給を行うための重要なステップを踏み出しました。FSC®認証材に特化した供給体制を整え、今や住宅300棟分に相当する木材を供給する能力を持つに至っています。この取り組みは、現代の環境意識の高まりとともに、脱炭素社会や生物多様性の保護を実現するための一環でもあります。

FSC®認証木材の重要性



FSC®認証の目的は、持続可能な森林管理を促進することです。これは「FM認証」(森林管理認証)と「COC認証」(加工・流通のトレーサビリティ認証)の二つの種類があり、エーゼログループはその両方に準拠した木材を取り扱っています。このような認証を受けた木材を利用することにより、環境に優しい選択をすることができます。

これまでの実績



エーゼログループは2009年に設立された株式会社西粟倉・森の学校を前身としており、以来、さまざまな木材供給に関するプロジェクトに取り組んできました。以下にいくつかの代表的なプロジェクトを紹介します。

直島ホール(2015年竣工)


このプロジェクトでは、三分一博志建築設計事務所が設計した木材を使用した建物です。エーゼログループは一定量の木材を供給しました。

西粟倉村立西粟倉保育園(2018年竣工)


地域産の木材を使用し、温かみのある空間が創出されています。ここの木材もエーゼログループが供給しました。

西粟倉村役場(2021年竣工)


地域密着型の公共施設であり、その木材の多くはエーゼログループによって調達されています。このプロジェクトにおいては、FSC®認証の木材が使用されています。

西粟倉村営住宅(2024年竣工予定)


5棟中3棟でFSC®認証「全体プロジェクト認証」を取得し、さらなる持続可能な住宅を提供しています。

未来への展望



エーゼログループは、今後もFSC®認証材の普及に向けた取り組みを加速し、国際基準に適した木材供給体制の整備を目指しています。特に、都市部の公共建築物や国際大会関連施設など、より広い範囲での供給に挑戦します。このような努力を通じて、エーゼログループは、持続可能な建築や生物多様性への配慮を重視しながら、より良い未来を築いていく意向を示しています。

持続可能なライフスタイルに対する関心が高まっている今、このような取り組みがますます重要となります。エーゼログループはこれからも、社会のニーズに応え、サステナブルな選択肢を提供し続けることでしょう。


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