岡山大学が医工系TCカレッジのフローサイトメーター基礎講習を実施
国立大学法人岡山大学では、9月3日に鹿田キャンパスにて「フローサイトメーター(基礎)」と題した中級カリキュラムが開催されました。このカリキュラムは、岡山大学技術統括監理本部の総合技術部が主催し、参加者には広域の医工系コース受講生が含まれていました。
セミナーとハイブリッド実習の構成
当日は、4日に実施されたオンライン座学と、7日に行われた対面とオンラインのハイブリッド形式の実習が実施されました。それぞれの形式で、参加者はフローサイトメーターに関する基礎知識や実践的な技術を学びました。
対面の実習には、岡山大学の丸山技術専門員や九州大学からの遠藤技術職員が参加し、互いの経験や知識を共有しました。オンライン講義にも数名の受講生が参加し、活発な意見交換が行われました。
フローサイトメーターの概要と操作方法
セミナーでは、礒本技術専門職員が講師として、フローサイトメーターの種類や構造、さらに解析の原理を丁寧に解説しました。また、昨年新たに導入された「CytoFlex」についての具体的な操作方法や仕様も紹介されました。参加者は、実際のサンプルを使用し、フローサイトメーターの測定調整を体験することができました。さらに、セルソーター「FACSAria3」の構造や操作方法についても学ぶことができ、充実した内容でした。
丸山技術専門員は、「座学と実技を通じて、フローサイトメーターの基礎から実践まで体系的に学ぶことができました。未経験者にも分かりやすい内容でした。」と感想を述べました。
技術職員の高い専門性を育む取り組み
中でも注目されたのが、旧型フローサイトメーターの内部構造の理解です。これにより、技術職員は機器に対する理解をさらに深め、自信を持って日々の業務に取り組むことが期待されています。遠藤技術職員は、他機関でのフローサイトメーター運用の実例を見られたことが有意義であったと述べています。
佐藤法仁副理事は、「この取り組みは、技術職員の高度化に寄与し、全国の研究機関や企業におけるスキル向上にも貢献します」とコメント。今後も岡山大学が研究基盤を支え続けるために、技術職員育成の場を提供していく決意を表明しました。
結論
岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、研究や教育、臨床支援の向上を目指し、技術職員のスキルアップに取り組み続けています。フローサイトメーター講習で得た知識と技術は、今後の研究活動において重要な役割を果たすことでしょう。技術職員の育成を通じて、さらなる地元・国際的な貢献へとつながることが期待されます。