岡大生、福建省訪問
2025-04-29 21:39:30

岡山大学の学生が福建省を訪れ国際交流の絆を強める旅

岡山大学の学生が福建省を訪れ国際交流の絆を強める旅



2025年4月16日から20日までの5日間、岡山大学の学生たち10名は、国際教育推進課の中村章宏課長の引率のもと、「中日友好大学生訪中団」として中国福建省を訪問しました。このプログラムは、日本と中国の大学生の相互理解を深め、友好を促進することを目的としています。

プログラムは中華人民共和国駐大阪総領事館及び福建省人民対外友好協会などの協力のもと、実施されました。学びの場として選ばれたのは、福州市と厦門(アモイ)市。これらの都市では、歴史的建築物や文化に触れる貴重な体験が待っていました。

まず、訪問団は福州の「三坊七巷」という歴史地区を散策しました。この地区は、明や清の時代の建築が残り、歩きながら中国の歴史を感じることができる場所です。参加者たちは、開元寺や黄檗山万福寺などの伝統的な寺院を訪れ、日本と中国の仏教文化交流に触れました。加えて、伝統武術「虎尊拳」の演武を鑑賞し、その後、体験することで、中国の伝統文化を直に感じることができました。

次に向かった厦門では、集美学村を訪れ、教育や文化の交流について学びました。また、陳嘉庚記念館での見学を通じて、福州の歴史だけでなく、厦門の文化的背景も理解を深めました。さらに、透明島予両岸文化クリエイティブセンターでは、現代中国のクリエイティブ産業との接点を持ち、地元の学生や関係者と活発な意見交換を行うことができました。

そして最終日には、世界遺産の鼓浪嶼(コロンス島)を訪れました。自然と歴史的建物が調和した景観の中で、参加者たちはその美しさに感嘆し、心を満たして帰る準備をしました。

参加した学生からは、「現地の学生たちの温かい歓迎に心を打たれた」「日本のメディアでは伝わらない中国のリアルを感じることができ、視野が広がった」との感想が寄せられました。特に、現地大学生との交流は、趣味や将来の夢についての語らいを通じて、国を越えた友情を築く貴重な機会となったようです。

この訪中団プログラムを通じて、日中両国の大学生が互いの文化や歴史を理解し合い、友好的な絆を強めることができたことは非常に意義深いものでした。参加した学生たちは、現地での学びを今後の国際交流活動に活かすことを心に誓いました。

さらに、この訪問を振り返る総括会が今夏、駐大阪中国総領事館で開催される予定です。参加した学生・教職員が一堂に会し、この数日間の交流成果を共有します。詳細は、岡山大学の「岡大生の海外留学」公式Instagramで随時発信されるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

岡山大学の学生たち

岡山大学は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支援しており、地域中核・特色ある研究大学として学生たちに国際的な視野を与える取り組みを進めています。

引き続き、岡山大学の国際交流活動に注目していきましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 国際交流 福建省

トピックス(旅行)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。