3Dプリンターセミナー
2025-07-05 16:53:14

岡山大学が高校生向け3Dプリンターセミナーを開催し未来のクリエイター育成を支援

岡山大学が高校生に向けた3Dプリンターセミナーを実施



2025年6月21日、国立大学法人岡山大学は岡山県立岡山芳泉高校からの依頼を受け、同校のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するための支援活動として、「3Dプリンター活用セミナー」を開催しました。本セミナーは、本学の学生団体MOSAdemy(代表:清水優椰)が主催し、学部生と大学院生計6名が参加しました。

DXハイスクール活動の目的


このセミナーは、岡山芳泉高校が進める「高等学校DX加速化推進事業」の一環として、情報教育や数学を重視し、ICTを活用した探究学習の強化を目指すものです。「あなたの数年先の姿との対話」というコンセプトのもと、学生たちは自らの専門知識を活かし、参加者に3Dプリンターの魅力と実践的な使い方を伝えました。

ハンズオン形式での学び


セミナーには、文系・理系を問わず、全学年から32名の生徒が参加しました。3Dプリンターを実際に操作しながら学びを得るハンズオン形式の教室では、参加者は座学のみならず、手を動かしながら体験できる内容となっています。具体的には、3Dプリンターの基本的な原理や、デザインソフト「Autodesk Fusion」、スライサープログラムの使用方法に関するワークショップが行われました。

参加した生徒たちは「目の前で3Dプリンターが動いているのを見て、早く自分でも使えるようになりたい」といった声を上げ、未来のクリエイターへの期待を膨らませました。指導を行った大学生の中には、実際に芳泉高校の卒業生も居り、彼らは自身の学びの過程を振り返りながら生徒たちに丁寧な指導を行っていました。

学びの価値と今後の期待


セミナーは予定の3時間を超えて続き、生徒からの真剣な問いかけに対する応答を通じて、指導を行う学生自身も自らのキャリアについて深く考える機会となりました。岡山芳泉高校の教諭である鳥取海峰先生は、「高校教員だけでは実施できないハンズオン形式のセミナーが行われることは大変助かる。これを通じて3Dプリンターを使える生徒が増え、探究の時間がさらに賑わっていくことを願っています」と、今後の活動に期待を寄せています。

今後の支援活動


岡山大学は、今後も岡山芳泉高校に対して3Dプリンターを使える生徒をさらに増やす支援を行うとともに、植物系DXセンシング講座等、持続的なサポートを計画しています。また、県内外の他の高校からのDXハイスクール支援の依頼も増加しており、高校の教員や生徒のニーズに応じた支援を積極的に進めていく方針です。これにより、滋賀大学の学生の成長を促し、教育現場における教職員の意識改革にもつながることが期待されています。

岡山大学、MOSAdemy、岡山芳泉高校のコラボレーションによるこの取り組みが、地域の教育の質を向上させ、次世代のクリエイター育成に貢献することを期待しています。


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