約4割の工務店が『知人紹介』を効果的な集客チャネルと認識
株式会社ビズ・クリエイションは、住宅業界専用の来場集客ツール「KengakuCloud」を展開する企業ですが、最近その集客効果に関する調査を行った結果が明らかになりました。この調査では、128社の工務店を対象に「知人紹介」の影響力を探るものであり、結果として約4割の工務店がこのチャネルに効果を認めることがわかりました。
知人紹介の実態
調査によると、全体の39.1%の工務店が直近3ヶ月の集客手段として「知人紹介」を挙げています。特に中小工務店(50棟以下)では43%が効果を実感しており、棟数規模別に見ると、10〜30棟の工務店ではその割合が最も高く48.6%にもなっています。一方で、大手工務店(51棵以上)の場合、同じ手段である「知人紹介」は11.8%に留まり、企業の規模による明確な差が見える結果となりました。
施策の実態
既存顧客への施策を実施している工務店は85.9%に達し、その手法として最も多いのが「営業担当者からの個別連絡」で58.6%が実行しています。また、メールやSNSといったデジタルツールを活用した方法が47.7%に上ります。さらに、OB感謝祭などのイベント型施策は18%に過ぎず、日常的なフォローを中心とした関係継続型のアプローチが主流となっています。この結果から、工務店は既存顧客との信頼関係を重視し、その関係を活かした集客活動を展開していることが伺えます。
KengakuCloudの活用
このような施策を実現するために、ビズ・クリエイションが推進する「KengakuCloud」は不可欠な存在となっています。このツールは、イベント予約や見学会の管理だけでなく、既存顧客へのフォローや営業の効率化にも対応しています。さらに、2024年には新サービス「KengakuAgent」が導入される予定で、住宅購入意向のある見込み客と住宅会社のマッチングを支援します。
まとめ
今回の調査からは、住宅業界における集客活動の新しいトレンドが見えてきました。特に、既存顧客との連携を通じた「知人紹介」が重要な役割を果たしており、工務店にとってこのプロセスを強化することが今後の成長に繋がると考えられます。ビズ・クリエイションは、今後もデジタルツールを活かし、住宅業界のDX推進を進めていく考えです。これにより、工務店が持続的に成長できる基盤を築く支援を続けていきます。