「点々」が受賞!
2025-10-15 11:40:10

地域資源を活用した新しい形のビジネスモデル「点々」がPOTLUCK AWARD 2025でグランプリを受賞

地域資源を活用した新しい形のビジネスモデル「点々」がPOTLUCK AWARD 2025でグランプリを受賞



2023年10月7日、東京ミッドタウン八重洲で開催された「POTLUCK AWARD 2025」において、岡山県の地域循環型企業「点々」が見事にグランプリを受賞しました。本記事では、「点々」とその取り組みの内容、受賞の背景に迫ります。

POTLUCK AWARDとは?



「POTLUCK AWARD」は、地域経済の発展に寄与する取り組みを評価し、表彰することで地域の活性化を目指す、日本最大級の地域経済祭典です。全国から100件以上の応募が寄せられ、その中で最終審査に進んだ12組の中から「点々」が選ばれました。審査員からは「点々の取り組みはまさにPOTLUCK的である」との声もあり、地域コミュニティに基づく事業モデルが高く評価されました。

平飼い養鶏から始まる地域資源循環



「点々」が掲げるコンセプトは「養鶏から始まる地域の資源循環と風景づくり」です。具体的には、岡山県の知社地区にて、農業の一環として平飼いによる養鶏事業を展開しています。この取り組みは、地域内で未利用となっていた資源を鶏の餌として活用することで、持続可能な地域社会を実現しようとするものです。

点々では、一般的な平飼いの5倍もの広さで、純国産鶏「後藤もみじ」を育てています。調理の過程で生まれる野菜くずや、草刈りで刈り取られる青草、出荷できない米や野菜など、普段は廃棄されてしまうものを鶏の栄養に変えるシステムを構築しています。これにより、地域で未利用とされていた資源が、循環する農業の一部として活材が生まれます。

代表者のメッセージ



授賞式において、取締役の羽田知弘氏は「103組ものエントリーの中からグランプリに選ばれたことに感無量です」と述べ、小さな地域での取り組みがこのように評価されたことに感謝の意を表しました。「点々の活動が全国へ広がるきっかけとなれば幸いです」との思いも語られ、地域の未来を支える活動への期待が感じられました。

株式会社点々のビジョン



株式会社点々は、地元岡山を拠点に、農業、食品、宿泊を通じた地域活性化を目指しています。持続可能な事業モデルを構築し、地域資源の最大活用を通じて、人々の生活に豊かさを提供することをミッションとしています。また、点々は生産から販売までを一貫して行うことで、地域内経済の循環を促進しています。

今後、世界に誇れる「里山ブランド」としての価値発信を目指し、「半径1kmの風景をつくる」をテーマに、平飼い養鶏などの事業展開を進めていくことが計画されています。

会社概要


  • - 名称:株式会社点々
  • - 代表取締役:鈴木宏平
  • - 所在地:〒707-0506 岡山県英田郡西粟倉村大字知社197-1
  • - 公式サイトtenten.fun
  • - オンラインストアonline.tenten.fun
  • - Instagramtenten_chisha

このように、「点々」の取り組みは地域に根付いた循環型経済のモデルとして、他の地域にもインスピレーションを与える存在になることを期待されます。今後の活躍に目が離せません。


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