岡山大学の新たな挑戦
2025-10-09 00:27:24

岡山大学の「微生物エクスプローラーズ」が異分野融合を推進する第6回ミーティングを開催

岡山大学の「微生物エクスプローラーズ」が示す新しい研究の道



2025年10月8日、岡山大学が主導する研究グループ「微生物エクスプローラーズ」の第6回ミーティングが津島キャンパスで開催されました。この活動は、異分野の専門家が集まり、微生物に関連する研究を促進することを目指したものです。

異分野融合の重要性と参加者の顔ぶれ



今回のミーティングには、教員や企業関係者、研究支援を行うURA(ユニバーシティリサーチアシスタント)、そしてコーディネーターを含め、総勢26名が参加。このハイブリッド形式のイベントでは、参加者同士の活発なコミュニケーションが行われました。開会の挨拶は、学術研究院環境生命自然科学学域の守屋央朗教授が行い、ミーティングの意義や目的について触れました。

続いて、実際の研究発表が行われました。田村隆教授からは「スパコンを利用した微生物研究」が紹介され、最新の技術を駆使した研究の可能性について話がありました。さらに、千住洋介特任准教授はアーキアという微生物に関する研究を発表し、真核生物の起源についての新たな知見を提供しました。また、久保田高明教授からは、渦鞭毛藻によるポリケチド化合物の研究についての講演があり、各講演後には質疑応答も活発に行われ、参加者の興味を引きました。

自由討論と今後の展望



自由討論の時間では、環境生命自然科学学域の関本敦准教授と竹内孔一准教授が、「AI-HPCパートナーズ(仮称)」の立ち上げについて説明。これは、AIと計算機を基盤とした新しい研究拠点の形成を目指す取り組みです。また、光創ネクサスという異分野融合を促す研究拠点の協働についても意見交換が行われ、今後のアクションプランが明確化されていきました。

このように、研究者同士の交流はもちろん、新たなプロジェクトが生まれる土壌が形成されています。

交流会での親睦



ミーティング後には、参加者がネットワークを深めるための交流会も開催され、和やかな雰囲気の中で参加者同士の親睦が図られました。今後もこのようなイベントを通じて、地域の研究者が一堂に会し、協力する機会が増えることが期待されます。

次回の「微生物エクスプローラーズ」ミーティングは、2025年10月27日に津島キャンパス共創イノベーションラボで予定されています。このグループが岡山大学の研究活動を一層盛り上げ、地域の学術界に貢献することに注目が集まります。

まとめ



この「微生物エクスプローラーズ」の活動は、学際的な研究を促進すると同時に、新たなアイデアや技術革新を生み出す重要な場となることが期待されています。岡山大学の取り組みにこれからも注目していきましょう。


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