しまむらグループ、全国900店舗での衣料品回収を開始
2023年7月7日、株式会社しまむらが全国900店舗で衣料品の回収をスタートします。この取り組みは、持続可能なファッションに向けたサステナブルなプロジェクトとして位置付けられています。この衣料品回収は、2024年から一部店舗で始まったもので、これまでに約73トンもの衣料品が回収されており、実際にその成果が出ていることが示されています。
衣料品回収の背景と目的
しまむらグループは、ESG(環境・社会・ガバナンス)活動の一環として、「商品廃棄ゼロの継続と進化」を掲げています。「廃棄ゼロ」という理念のもと、販売する商品の全てを売り切ることが求められる中で、不要になった衣料品についても廃棄を出さず、環境への負荷を減少させようとしています。これにより、お客様が購入後に不要になった衣類を回収し、リサイクルを促進することが目的です。
回収の詳細な内容
実施期間と店舗
・
実施期間: 2023年7月7日(月)〜7月27日(日)
・
実施店舗: 全国900店舗(詳細は
こちらから)
回収する衣料品
回収対象は衣料品全般で、他社製品も受け付けていますが、下着や靴下、靴、服飾雑貨(カバン、帽子など)、寝具類、革製品(合成皮革含む)は対象外です。衣類は事前に洗濯しておく必要があります。さらに、ポケット内の貴重品の確認や、濡れたものや著しく汚れた状態のものは回収できないことにも注意が必要です。
「しまエコ」活動
この回収制度は「しまむら」が推進する環境保全活動「しまエコ」の一環です。しまむらの「しまエコ」とは、廃棄物の削減や資源の再利用を目指す取り組みで、これにはサステナブルな製品の開発も含まれます。詳しい内容は
こちらで確認できます。
株式会社カイタックファミリーとの協力
回収した衣料品は、株式会社カイタックファミリーが推進する「MUDAZERO」プロジェクトを通じて、再利用される仕組みが整えられています。カイタックファミリーは、デニムやカジュアルウェアを手掛けるアパレルメーカーで、2023年から持続可能なファッション産業の未来に向けた新たな取り組みをスタートしています。詳細は
こちらからご覧いただけます。
まとめ
しまむらグループのこの衣料品回収は、単なるリサイクルの枠を超えて、持続可能な未来へと一歩を踏み出す重要な試みです。是非、皆さんも近くの店舗に訪れ、自宅で眠っている不要な衣料品を持って行ってみてはいかがでしょうか。回収の詳しい情報や実施店舗の検索は、
しまむらの公式サイトで確認できます。